「I'm just a jockey, not just a female jockey」
24日のフェブラリーSでJRAで初めて平地のGI競走を制した
レイチェル・キング騎手が優勝インタビューでそう話した。
道中、しっかりと脚をため、ラストスパートで力強くGIはまだ未勝利だったコスタノヴァを
先頭でゴールへ導いたキング騎手は、"女性騎手"というカテゴリーで自らを語られることには興味がない。
過去の競馬メディアの記事からも、以前から同様の意識で過ごしている様子がわかる。
「それは考えていないですね。私が勝ったG1レースなんて、その殆どは自分が初の女性騎手ウィナーです。
ですから、レース前に意識することはありませんし、考えもしません。
レースに参加できることが嬉しいですから。もし、そうなれば無視はしませんが、
レース前は気にしていないですよ」(Idol hoese/2024.10.31)
男女は生物学上、違う生きものであり、スポーツの競技において
男女が同じ土俵で勝負をするのが難しいケースは多い。
男性は筋肉を成長させるホルモンであるテストステロンの分泌量が女性よりも多いのだから、
筋肉量と筋力に違いが出るのは周知の事実だ。
自然な状態で重量挙げを男女で競っても、勝負の結果は目に見えている。
しかし、騎手は違う。走るのは馬であり、
騎手は馬と共に先頭でのゴールを目指すのが仕事だ。
ゆえに、馬を動かすか、やる気にさせるか、走破ペースや展開を読むか、
周囲との位置関係を捌くか、など性別を問わずに戦える競技だ。
レイチェル・キング騎手の数々のレースや生きざまを見ていると、
改めて騎手という職業は性別を越えた可能性を大いに感じさせてくれる。
とてもタフで力強く、頼もしい。
インタビュー全文からもわかるキング騎手の意識
フェブラリーSの優勝インタビューのレイチェル・キング騎手の言葉の原文を日本語に訳した。
改めて、キング騎手の心身の強さを感じて欲しい。
「(フェブラリーS優勝を受けて)ありがとうございます。本当に特別な瞬間です。
とても誇りに思います。私は女性として初めての存在であることを誇りに思いますが、
それと同時に、日本が私を"女性騎手"としてではなく、"ひとりの騎手"として
受け入れてくれたことをとても誇りに思います。
私は常にそうありたいと願っています。
私はみんなの一員であり、同じように扱われています。
本当に、日本の皆さん、そして私をこのように迎え入れてくれた
すべてのサポーターの皆さんに心から感謝します。
昨年も大きなサポートを受けましたし、
おそらく今年はさらにその支えを感じています。
その恩返しとして、G1レースで結果を出せたことがとても嬉しいです。本当にありがとうございます。
これからも全力で頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。」
こてくんの感想。
まあ、いちゃもんをつけたらえらい事になっちゃいますが、
サウジカップで武豊さんやルメールさんや川田さんなどが
いなかった留守中の出来事です・・・・・。
(ど素人風に、武豊さんを先頭にして書いています。
競馬通ならルメールさんから先に名前を書くかもしれません)
それでも、凄いと思う。ええ。
未だにG1勝ててない騎手もいますしねぇ~~~~。
あれれれれぇ~~~~。サウジに行った人の中にも居たような気が・・・・
(こてくん。そこは消せ消せ消せっ(あせあせっ))
ただねぇ~~~~。
インタビューしてた人が必死になって、
『女性初の』の感想を聞きたがってたのを
見て、
仕事とは言えそのインタビューの答えは
さすがに想像つくでしょ??
と
思って・・・・・。
あれ??
そういえば、うち。
将棋の西山さんの時、どんな感じで見てたやろ??
『初の女性棋士』誕生か??
なんて目で見てなかったっけ??
あああ・・・・。
そうでしたそうでした。
わたしのあのインタビューしてた人と
いっしょでしたね・・・・と、
むっちゃ恥ずかしかったですね。
今おもうと
ひとりの女性としてじゃなくて、
一人の棋士をしてみなくちゃいかんかったよなぁ~~~~
・・・・と。
ちょっと気づくのが遅れすぎましたが、
もう過去の事にして、わたしもばーじょんあっぷしたいと
思いました。
ではではっ。
PS・そして、そのインタビューは、
見た目しょうしょう美しくなく、そして、
その人が引き出したい言葉を永遠に紡ぐことはなかった。
そう、徒労に終わった。
あきらかに無駄な努力だったのだ・・・・。
あきらめい!!
ざまあ。(いやいやいや・苦笑)
おまけ
フォーエバーヤング(エバヤン)とロマンチックウォリアー
まず・・・・。
ロマンチックウォリアーをマジックウォリアーを
間違えた事をおわびいたします。
(いやいやいや、どーやっても間違えんぞ・・・・・)
さて、今回この2頭がサウジカップという
1着賞金が1000万ドル(だったっけ?15億よ・驚)
と言うレースに出たという。。。。。
そして、ロマンチックウォリアーは、初ダート・・・・。
将棋に例えたら、初めての『振り飛車』という感じか。
その初めての振り飛車で、バリバリの振り飛車党の
フォーエバーヤング相手に、事実上のマッチレースを
挑み、
なんとなんと終盤も終盤まで、圧倒的にリードと言う
強さまでも見せつけてしまった。
ああ。。。。。おわった・・・・・。
そう、エバヤンじゃなければ終わっていた。
なんとなんと抜かされたフォーエバーヤング号。
そこから、なんと差しかえして来て、
ゴール直前にかわして滑り込む・・・・・。
なんか、エルコンドルパサーVSモンジュー
オルフェーヴルVSあの凱旋門賞馬の対決を
思い出すような、とんでもないレースでした。
ああ、2月23日・・・・えらい日やなぁ~~~~。
改めて妙な感覚に陥るわたしなのでした。
ロマンチックウォリアー、負けてなお強し。
正直、安田記念レベルの馬じゃねえ・・・・。
ふうっ。