黄色と黄緑。なんて心をあたためる色だろう。ほうとちからを抜きたい時、この色の花の写真をみつめる。気がつくと、私の人生を助けてくれた人達が私の人生から抜けている。それに気づいたのは少し前で、寂しくて寂しくてしようがなかった。人の人生はそれぞれあって、クロスするところで出会っているのかも知れない。人々は、私を安心しておいていっただろうか。今の私は、今の私で誇らしく人々に手を振れるだろうか。否、と答える私はいても、前を向いていきたい。人々がそう生きているように。