父の白内障手術は、今日の午前中に無事に終わった。
ハラハラしていた家族の気持ちもようやく落ち着いた。
父の目の手術により、私はある代役を引き受けることになった。
とらという名の愛犬の散歩である。
これまで父が朝夕かかさず、とらの散歩をしてきた。
とらは、性格は温和で少し弱虫で、優しく、愛嬌があり、とても良い犬だ。
ただ、とらは、がたいがでかい。
つなを引く力はすさまじく強い。
毎回、散歩の度にとらと相撲を取るようなもので。
なかなか気合いがいる散歩だ。
父は『とらはいいこだ、また明日』と、とらをなでながら散歩をおえていた。
嬉しそうにとらは目をつぶっていた。
私も同じ声かけをしようと思う。
ひきずられたって、とらは可愛い。
父がしているようにとらを愛そう。
のんのん
私の相棒、とらです!