こ~わの あれやこれや

たあいのないことを書いてますが
これが結構 本音だったり…

★読み聞かせ 『しあわせな王子』 ワイルド

2006年11月01日 14時01分29秒 | 本の事
今日は 図書ボランティアで ワイルドの 『しあわせな王子』 を
読みました。
(文:鶴見正夫、絵:朝倉摂)

集まってくれた子は 2・3年の女の子 5人程。

町の広場の高い所に立つ 
目はサファイア 剣のつかにはルビーが施された
金色の王子の像がある。
生きていた頃は 幸福だった王子は、像になって この町の貧困を知り
憂い、南に渡り遅れた1羽のツバメに 自分の装飾を分け与える様に
お願いする。
やがて 像はみすぼらしくなり、ツバメは 寒さに死んでしまう。
町の金持ち達は 像を撤去し溶かしてしまい、
後に残った 2つに割れたかたまりとツバメは 
ゴミ捨て場に捨てられてしまう。
しかし それを神は見ておられ、王子とツバメを天に召す様に
天使を使わされる。

と言う 優しさの大切さを物語るお話しです。

子供達は 本の前に座り込んで じっとお話しを聞いてくれ、
所々 詰まったり 読み間違えたりしましたが、
終わった時には 珍しく 拍手をしてくれた子もいました(*^▽^*)
お話しに出て来た きれいなルビーとサファイアの写真も 見せました。

私は この話しを 子供の頃に聞いて とても好きでした。
私が子供の頃は テレビアニメで 『アンデルセン物語』 や
世界の名作がありました。
本を読んでいなくても いくつか知っていました。
しかし 今は そう言う放送は ありません。
昔の名作には 心打たれる 美しいお話しが 一杯あります。
15分程の 短い時間で 名作を読み切るのは 難しいですが、
少しでも 知ってもらえたら、読んだ甲斐があります。

個人的に 悲しいお話しを読むのは難しいです。
感情移入して 読んでしまうから、どうしても 喉が詰まります。
『しあわせな王子』 は そのギリギリこらえられる話しです。
先週は 『泣いた赤鬼』 を同じ図書ボランティアさんに読んでもらって
かなり グッと来ました。
でも 読める範囲で 素晴らしい話しを読んでいきたいと思います。


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