さて、アメリカ大統領選の討論会をニュースで見ていて、「またか、、こういうのよくないよな。。」という場面がありました。
トランプさんとバイデンさんがヒートアップし、司会者が止めようした場面です。このブログに使っている写真がその様子を伝えるニュース映像です。
司会者は、「Gentlemen!」と呼びかけます。意味は、「おふた方!」のように、二人に対して呼びかけているのです。
しかし、その場面の字幕(翻訳)は、「大統領」となっていますよね。これではトランクさんにだけ注意をしているように見えますよね。実際には、トランプさん、バイデンさん双方に呼びかけているわけですよ。
「二人とも、いい加減にしなさいよ」みたいな感じですよね。
1、トランプさんに対してフェアではない
2、視聴者に対して印象操作をしている
3、真実を伝えないどころか、翻訳というツールを使って真実を伝えていない
恐ろしいことですし、腹立たしいですね。
Gentlemen という簡単な言葉を、大統領などと誤訳するはずがありません。明らかにテレビ局は、トランプさんが司会者に注意された、というストーリーのほうがニュースとして面白いと判断したんでしょうね。あり得ないですよ、本当に。
グローバルの時代になって、英語が分かる人も増えてきている、という最近の一般常識を、テレビ局の人は認識したほうがいいでしょう。
その前に、当たり前のことですが、嘘はだめです。ましてや、全国放送のニュースですよ、アメリカ大統領選ですよ。騙された人、勘違いした人多いでしょうね。
こんなことでは、日本のマスメディアはいつまでたっても信頼されません。
信じられない一場面でした。。