彩愛のひと 3
『親なるもの 断崖』著者が“母”を問う! 「特別養子縁組」を繋ぐ場所で多くの女性たちを見守り、 見つめてきた透子は、心の奥底に閉じ込めていた1つの記憶に辿り着く。 それは、「実の父親の死」ーー 透子にとってはケダモノでしかなかった父は、 何故、どうして死んだのか? 甦る記憶に、あの女(実母)の影が…… そして、実在の実母が透子に迫る……!!
彩愛のひと 4
母の闇と愛情と、強さ!完結巻! 「壮絶な性的虐待」「父親の死」「夫の略奪」ーー 想像を絶する虐待と非激の元凶たる実母。 その実母の存在に翻弄される透子だが、 自身の身に宿る“小さな命”は、 透子に変化を起こす…… 我が子を愛すること、 我が子を守ることーー 自分が得られなかったすべてを、 その命に托しながら、 いよいよ、透子自身の「特別養子縁組」が始まる!!