新宿には思い出横丁と言う、
ちょっとした昭和30年代をほうふつさせる
闇市場のような、飲食店街があります
久しぶりに歩いたのですが
うつりゆ時代には勝てないのでしょうか、
チェーン店が入っていたり、
取り壊しがあったりと、
後継者がいない店は閉じていくといった現象。
当たり前と言えば、その一言ですんでしまうのですが
なぜかさみしく思います
改装した店には、今どきの看板があり
あの頃昭和の手書き職人が描いた看板は取り外され
古き良き時代の名残が、薄れていきました
もう、10年くらい前になるのでしょうか?
思い出横町で火事があり、無くなってしまいましたが
行きつけだった、『ふじしん』と言う店の
醤油チャーハンがとてもおいしく、妻と二人で
当時、一杯500円で食べれた本格的チャーハンは、ごちそうでした。
オーダーが入ると、でかい中華鍋に油をしき、
とき卵を入れ、
飯を目分量で鍋に放り込む。
中華鍋をあおりながら、ガスコンロの脇に飯を少しこぼしながらも
飯を宙に上げ、チャーハンパフォーマンスを見せてくれる店
当時、牛丼も380円の時代、バブルがはじけていたものの
まだ、新宿駅前で夕飯を500円で済ますというのは、なかなかできなかった時代。
いつしか常連になり、カウンター席から2階のVIP席(!?)に
案内されるようになった時は、とてもうれしかったです
もちろん、思い出横丁なので、木造の長屋のボロ屋で
2階席(VIP席)は昭和の名残があるちょっと傾いた床と
2卓しかないテーブル席で食べれるといことだけなんですが…
一階の「吹きっさらしのカウンター」でない分、
冬はあたたく、ちょっとした優越感です。
職人気質の気難しい無愛想なコックと、我々二人を覚えてくれて
「2階どうぞ!」と20代の俺たちを2階席(VIP席)に案内してくれたおばちゃん。
2階席へ向かう階段を上がる時に、
店員が「なぜ、あの若造が2階席へ??」と
他の店員は「まだ、早い」と
不満げな顔をしていたにも関わらず
おばちゃんの「にらみ」で、2階席で食べていたあの頃
たまに無愛想なコックが休みだと、若い人職人が作り、味が変わるチャーハン(笑)
あのおばちゃんはどうしているのだろう
なんて…。
うつりゆく時代のなかで、人は生きているんですね…
ちょっとした昭和30年代をほうふつさせる
闇市場のような、飲食店街があります
久しぶりに歩いたのですが
うつりゆ時代には勝てないのでしょうか、
チェーン店が入っていたり、
取り壊しがあったりと、
後継者がいない店は閉じていくといった現象。
当たり前と言えば、その一言ですんでしまうのですが
なぜかさみしく思います
改装した店には、今どきの看板があり
あの頃昭和の手書き職人が描いた看板は取り外され
古き良き時代の名残が、薄れていきました
もう、10年くらい前になるのでしょうか?
思い出横町で火事があり、無くなってしまいましたが
行きつけだった、『ふじしん』と言う店の
醤油チャーハンがとてもおいしく、妻と二人で
当時、一杯500円で食べれた本格的チャーハンは、ごちそうでした。
オーダーが入ると、でかい中華鍋に油をしき、
とき卵を入れ、
飯を目分量で鍋に放り込む。
中華鍋をあおりながら、ガスコンロの脇に飯を少しこぼしながらも
飯を宙に上げ、チャーハンパフォーマンスを見せてくれる店
当時、牛丼も380円の時代、バブルがはじけていたものの
まだ、新宿駅前で夕飯を500円で済ますというのは、なかなかできなかった時代。
いつしか常連になり、カウンター席から2階のVIP席(!?)に
案内されるようになった時は、とてもうれしかったです
もちろん、思い出横丁なので、木造の長屋のボロ屋で
2階席(VIP席)は昭和の名残があるちょっと傾いた床と
2卓しかないテーブル席で食べれるといことだけなんですが…
一階の「吹きっさらしのカウンター」でない分、
冬はあたたく、ちょっとした優越感です。
職人気質の気難しい無愛想なコックと、我々二人を覚えてくれて
「2階どうぞ!」と20代の俺たちを2階席(VIP席)に案内してくれたおばちゃん。
2階席へ向かう階段を上がる時に、
店員が「なぜ、あの若造が2階席へ??」と
他の店員は「まだ、早い」と
不満げな顔をしていたにも関わらず
おばちゃんの「にらみ」で、2階席で食べていたあの頃
たまに無愛想なコックが休みだと、若い人職人が作り、味が変わるチャーハン(笑)
あのおばちゃんはどうしているのだろう
なんて…。
うつりゆく時代のなかで、人は生きているんですね…
思い出横丁「ふじしん」の情報を探していた所、こちらに辿り着きました。
実は、先日youtubeにて、偶然動画を発見しまして、それがどうも「ふじしん」の20年前の店内ではないかと思い、私のブログで記事にしました。
幸い、当時のお店を知る方からコメントを頂き、ふじしんで間違いないというお墨付きを頂きました。
もし宜しければ、一度動画をご覧になってみては如何でしょうか。
(出しゃばった真似をして、申し訳ありません。)
動画URL
http://www.youtube.com/watch?v=im8_XYvLGyU
コメントありがとうございます
この映像は間違いなく「ふじしん」です
チャーハンを作る職人さんが若いのが印象でした
とき卵を中華鍋にたらし
飯を投げ込み
中華鍋を店内に響き渡るほど
ガシャン、ガシャンと鳴らしながら
最後には飯をあおり、飯を回転させお玉に入れる職人技
決して、中華鍋からお玉で「よそう」ように
米をつぶすような、盛り付けをしなかったあのおじさん
懐かしいですね
カウンターでご飯を食べていた
リーゼントの店員さん
あの方も観たことがあります
一番、私を応援してくれた
おばちゃんは今、何をしているのだろう…
あの、2階席のVIP席に通された思い出は
今でも、忘れられません
突然すみません。
思い出横丁で検索してましたら懐かしいお話があったものでおじゃましてしまいました。
ふじしんは、うちの父がやっていた店です。
当初はふじやという店名でやっていたのですが改装してふじしんとなりました。
ふじやが新しくなったので→ふじしん(笑
息子の私としてもチャーハンは大好きでした。
麺類は、イマイチでしたけど・・・
動画に出ている人は、父ではありませんが気の難しい人でした(汗
おばちゃんもうちの母も一時期手伝っておりましたがその後は外国のかたをパートでやとっていたような。
ふじしんのファンがいてくれてほっこりしてしまいました。
家事で焼けなければ僕も父と一緒にふじしんで鍋をふっていたかもしれません。
ふじしんさんのお店、いつかまた思い出横丁に帰ってきて欲しいです。
自分は近くのバカ専門学校に通っていて友人の勧めでふじしんデビューしました。当時自分は中華丼にはまっていてふじしんの中華丼もなかなかだななんて思っていましたが友人が毎日注文するチャーハンに手を出し、しばらくして毎日食べるようになりました。
すぐにはあの美味しさは理解できませんでした。
自分は最初から二階にしかいったことが無いので一階のカウンターに座ってみたかったです。
まさかの息子さん出現、、ふじしん再興をお願いします!