エレベーターに乗ろうとしたら、先に乗っていた男性に聞かれた。
「何階ですか?」
「○階お願いします」
荷物を両手に持っていた私にとっては、聞いてくれたのが、ありがたい。
エレベーターのドアが閉まるとき、一匹の虫が入ってきた。何虫かはわからない。飛んできて、エレベーターの床に降りた。
げっ・・・。
虫が苦手なのよね。
じっと虫を見つめていたら、その男性も気付いて、
「入ってきてしまいましたね。」
と言っていた。
「はい・・・。」
虫を見つめたまま答えた。
そのまま虫を見つめていたら、もぞもぞと虫が動きだした。
虫が右側に動いたら、私は左側に移動。虫が左側に動いたら、私は右側に移動。
エレベーターの中には、私と、先に乗っていた男性の二人。
私一人ではないから、虫に対して少しは安心感もあるけど逃げる。
虫を避けて、私が動いていたら、エレベーターに乗っていた男性が
「虫が苦手ですか。」
と言った。
「はい。」
と、逃げ回る私。
その後、私の降りる階になったので、虫から逃げたいのもあって、慌てて降りてしまった。
でも、その時の男性の話し方に・・・笑っているような、でも虫が嫌いな私をバカにしたり呆れている様子でもない言い方に・・・思わずぐっときてしまった。
「何階ですか?」
「○階お願いします」
荷物を両手に持っていた私にとっては、聞いてくれたのが、ありがたい。
エレベーターのドアが閉まるとき、一匹の虫が入ってきた。何虫かはわからない。飛んできて、エレベーターの床に降りた。
げっ・・・。
虫が苦手なのよね。
じっと虫を見つめていたら、その男性も気付いて、
「入ってきてしまいましたね。」
と言っていた。
「はい・・・。」
虫を見つめたまま答えた。
そのまま虫を見つめていたら、もぞもぞと虫が動きだした。
虫が右側に動いたら、私は左側に移動。虫が左側に動いたら、私は右側に移動。
エレベーターの中には、私と、先に乗っていた男性の二人。
私一人ではないから、虫に対して少しは安心感もあるけど逃げる。
虫を避けて、私が動いていたら、エレベーターに乗っていた男性が
「虫が苦手ですか。」
と言った。
「はい。」
と、逃げ回る私。
その後、私の降りる階になったので、虫から逃げたいのもあって、慌てて降りてしまった。
でも、その時の男性の話し方に・・・笑っているような、でも虫が嫌いな私をバカにしたり呆れている様子でもない言い方に・・・思わずぐっときてしまった。