久遠乃光

写真付きで日記や趣味を

ぶらり旅 In群馬&軽井沢

2015年06月03日 11時44分16秒 | 日記
窓から漏れる光。
「光の強さが季節を教えてくれる」
母は昔、四季の変化を判りやすく、そう語ってくれた。
今日も朝から暑い日差しが差し込む
真夏? いや、まだ6月の始めだ。
確か梅雨も通り過ぎていない
なのに暑い日差しは、なつ~、ナツ~、夏~と、ガンガンと差し込む。
            
こんな季節には気分転換が我を取り戻してくれる。
そうだ! 「旅」がいい!
また旅の虫が体を走り出す。かゆ~くなり始める。 虫め!
虫に対抗するなら虫で……それには虫の「富岡製糸場」が近い 
ぶらりと――

●まずは碓氷峠の通称「めがね橋」へ
わが国最大の煉瓦づくりアーチ橋とか。
アプト式鉄道時代の廃線敷を利用し遊歩道「アプトの道」として整備。
平成5年に国の重要文化財に指定され、碓氷峠鉄道遺産に。
煉瓦アーチ橋で径間数4、長さ91m、高さ31m、
約6kmを現在は橋上を歩くことがる。





●碓氷峠を越えると長野県。軽井沢のPホテルでランチタイム



●富岡製糸場
日本の近代化 のために最初に設置 した模範器械製糸場。
明治5年(1872年)、日本は外国との貿易を始めた。
当時最大の輸出品は生糸。しかし輸出の急増によって、
質の悪い生糸が大量につくられ、日本の生糸の評判が下がってしまう。
その結果、政府は生糸の品質改善・生産向上を図るため
建設指導者フランスのポール・ブリュナはじめ数名のフランス人を招き
洋式 の繰糸器械を備 えた模範工場をつくることにした
それが「富岡製糸場」。
2014年6月「世界遺産」に記載。
東繭倉庫、繰糸場、検査人館、女工館、
ブリュナ館、西繭倉庫も重要文化財に。





















●参考 なぜ群馬県・富岡に建設されたのか?
1. 富岡付近は養蚕が盛んで、生糸の原料の繭が確保できる。
2. 工場建設に必要な広い土地が用意できる。
3. 製糸に必要な水が既存 の用水を使って確保できる。
4. 燃料の石炭が近くの高崎・吉井で採れる。
5. 外国人指導の工場建設に地元の人たちの同意が得られた。