さて、バレーボール?
Vリーグの2016/17シーズンも
先週末のALL STAR戦をもって無事?終了。
で、ALL STAR、
女子を観戦させて頂きましたが、ファンというよりは選手たち本人が一番楽しめたイベントだった気がします。
そして、選手が楽しそうに笑顔でプレーをする姿を観れたのが、ファンにとって嬉しかった事ですね。
今回のALL STARでバレーボールは勝ち負けの競技だけではなく、
ボールを繋ぐ楽しさ、相手との駆け引きを楽しむなど、また勝敗とは別の楽しさに
選手たちも気付いたのではないでしょうか。
そして笑顔でプレーする事の楽しさを実感したで事でしょう。
と楽しくシーズンを締めくくり一区切り?
バレーボール界に限らず年の替わりより年度替わりのこの時季の方が、
日本人にとっては区切り感があると思うところ?
リーグの結果は皆さんご存知の通り。
優勝 男子 東レ
女子 NEC
入替戦では女子のデンソーと上尾が来シーズからプレミアに復帰、
チャレンジⅡのトヨタ自動車がチャレンジⅠへ。
女子のチャレンジⅠ&Ⅱは今シーズン各チームの総合力が上がり
更に拮抗していて、見所が多かったです。
プレミア女子も拮抗していたものの
状況としては上位チームの状態がイマイチで接戦になった感じ。
優勝したNECも特に素晴らしいという感じはなく、
大崩れしない安定したディフェンス力が結果的に差となったかな?
まぁ、そのディフェンス力が重要なのですが。。。
全体としてプレミア女子はチームとしてはNEC、JT以外は、うーん、どうなんだ?
って、感じでしたが、各チームの選手それぞれは皆頑張っていたと思います。
個人的には
NEC JT デンソー 熊本 トヨタ自動車 群馬銀行 アランマーレ
頑張ったで賞ですね。笑
以上、
女子雑感...
では?
まぁ正直、Vリーグについては今回言いたい事が結構あります。
先ず、スーパーリーグ構想?
何かハッキリとした趣旨や構想が全く伝わらないし、
ただ混乱を招いた様な感じにしか思えない。
年度が替われば、何かしらの発信報告がある筈ですが、
とにかくファンからすれば、いきなりの2年後スタートの宣言は意味不明。。。
そして私が前々から気になっていたのは、各チームの選手の起用法について。
私は日頃からチーム、バレーボール界の事を思うならば、
目先の勝利に拘り過ぎず、ポジションは多くの選手でもっとシェアすべきだと考えています。
Vリーグの場合週末土日と連戦になる訳ですが、両日ともフルセットでフル出場なんてこれからはやめた方が良いです。
少人数チームなど、チームにより様々な事情はありますが、出来る限りどんどん控えの選手を起用すべきです。
特に大学卒選手が2年も3年も出場機会が無いとかでは、結局選手としてのピークが過ぎてしまいます。
実力が無いからだと言う方もいると思いますが、主力を休ませるという意味も大いにあります。
特に全日本帰りの選手などは毎年不調や怪我など、明らかに疲労の蓄積が原因と思われる事がしばし見られます。
代わりの選手を入れる事で戦力が落ちてしまい、結果勝てない事もあるかもしれませんが、
行く先を考えれば、多くの選手が出場する形の方がバレーボール界の発展に繋がる筈です。
そして、プレミア女子では今シーズン、
今まで出場機会の少なかった選手が主力の怪我や不調で出らざる得ない状況で出場し、
どの選手も最初の2,3試合は力不足に見えたものの、結果的には期待以上の活躍をしたチームが数チームありました。
今シーズンを見れば、今まで出場機会をあまり与えてこなかったのは、やはり目先の勝利に拘り過ぎていたからで、
2,3試合の我慢があれば、その後のシーズンには大きなプラスになったのです。
これを考えれば、タフな試合の翌日などは、積極的に一人二人主力を休養させ、
控え選手の出場機会を作るほうがシーズン内でも有効な訳で、長期的な目で見れば確実にチーム力UPになると思います。
某チームみたいにセット中に何人も何人も選手を交代させると言う意味ではなく、
この1、2セットは誰々を休ませるとか、今日の試合は誰は休養させるとかしっかり決める事が大事で、
代わりの選手にもしっかりと決められたプレー時間を持たせる事が必要かと思います。
ちょっと野球を例に挙げれば、昔勝つ為に稲尾投手が4連投して、4連勝したという事がありました。
これは勝つ為の究極の手段だった訳です。
しかし、現在の野球では先発投手は一試合100球を目途、中4日以上の登板間隔というのが目安です。
先日のWBCなどの特別な短期大会等では、それようにルールが設けられますが、
通常のシーズンでは先発投手が100球以上投げたらいけないというルールなどありません。
あくまで疲労や選手寿命を考えた上の暗黙の決まり事ですね。
要するに野球界では、選手の事を考えた上でルールには無い事が、常識になっているのです。
バレーボール界も将来を考えるならば、何らかの形で主力選手の休養と、控え選手の出場機会を増やす為の
ルール以外の常識を考える必要があると思います。
勿論ルールで制限するのもありですが、やはり少人数チームには厳しくなってしまうかな?
それと最近はやってないですが、選手人数が多いプレミアチームなんかは、シーズンレンタルを考えてもよいのでは?
それこそ週末レンタルでチャレンジのチームに、週末ヘルプなんてのも面白いかもしれない?
まぁ、諸々のルールは必要ですが。。。
と、今シーズンに限りませんが、
各Vチームの選手起用、育成にほどほど疑問を感じていたので書きました。
後はね、運営側やお客さんの観戦マナーについても今シーズンは多々問題ありだと思うのですが、
敢えて書きません。
特に観戦マナーについては、あれこれ問題を指摘してしまえば、
それを規制するルールが出来るだけで、何でもかんでも規則で縛り付けてしまうのは本望ではありません。
やはりバレーボールが好きであるならば、一人一人が常識を持って観戦して欲しい。
バレーボールに限らず、スポーツを観戦する上での様々なマナーって分かりますか?
よく分からないという方は、来シーズンまでに最低でも他の5種類以上のスポーツの観戦に出かけましょう。
スタジアム級の野球やサッカーよりは、バレーボールと同じ体育館や屋内での競技の方が良いですね。
特に会場にて撮影するという方は、しっかりスポーツ観戦のマナーを学んで下さい...
そして、Vリーグの今シーズンを持って
木村沙織選手の現役引退。
間違いなくここ10年間のVリーグ、バレーボール界を引っ張ってきてくれたスター選手。
バレーボール界もどん底?ともいえる低迷期から、メグカナの出現で支持を取り戻し、
続いて現れた木村選手のおかげで人気回復上昇、ロサンゼルス五輪以来のロンドン五輪でのメダル獲得。
という事で、彼女はロサンゼルス五輪以降のバレーボール界の最大の功労者ですね。
長くに渡り一線での活躍、本当にお疲れさまでした。
結婚もした事だし、少しゆっくりとして下さい。
そして、ちょっと遠目からバレーボールを観て頂けると嬉しいかな?
先輩である大山選手が引退した後、東レからV機構に出向して
その時に私は彼女とお話をする機会がありました。
彼女はスター選手であった故に自分には関われなかったチャレンジリーグやサマーリーグ等の
全日本やプレミアとは違うバレーボールの試合を観て、自分がプレーして来た所とは違う
知らない別のリーグの姿がある事に彼女はとても驚き、奥深さを感じていた様でした。
なので、木村選手にも遠目から
スター選手がなかなか関わる事の出来なかった、チャレンジリーグやサマーリーグなんかも、
ちょこっと観て頂けると、バレーボールに対しての違った思いを感じると思います。
大きなお世話かもしれませんが、個人的にはマスコミ(TV局)にあっちこっち引っ張りまわされて?
みたいな活動は期待しません...
男子については今回触れませんでしたが、
大丈夫でしょう。笑
男子はちょっとづつですが、いい感じになって来ました。
お客さんもだいぶ増えて、現在は女子人気を上回るのかな? それが各選手のヤル気と自信になっていると思います。
数年前に比べて各選手チーム明らかに前向きな雰囲気だし、
今シーズンはハッキリと男子会場の方が快適で楽しかったですね。
最後に?
スーパーリーグ構想の件もあり、
再来年以降のVリーグはどうなるか分かりませんが、
今シーズンも楽しく観戦させて頂き、ありがとうございました。
特に選手の皆さんは、頑張りましたよ。
本当に男子も女子もプレミアもチャレンジも
各選手が頑張っている姿が印象的だったシーズンでした。
ありがとう。
では、また...
Vリーグの2016/17シーズンも
先週末のALL STAR戦をもって無事?終了。
で、ALL STAR、
女子を観戦させて頂きましたが、ファンというよりは選手たち本人が一番楽しめたイベントだった気がします。
そして、選手が楽しそうに笑顔でプレーをする姿を観れたのが、ファンにとって嬉しかった事ですね。
今回のALL STARでバレーボールは勝ち負けの競技だけではなく、
ボールを繋ぐ楽しさ、相手との駆け引きを楽しむなど、また勝敗とは別の楽しさに
選手たちも気付いたのではないでしょうか。
そして笑顔でプレーする事の楽しさを実感したで事でしょう。
と楽しくシーズンを締めくくり一区切り?
バレーボール界に限らず年の替わりより年度替わりのこの時季の方が、
日本人にとっては区切り感があると思うところ?
リーグの結果は皆さんご存知の通り。
優勝 男子 東レ
女子 NEC
入替戦では女子のデンソーと上尾が来シーズからプレミアに復帰、
チャレンジⅡのトヨタ自動車がチャレンジⅠへ。
女子のチャレンジⅠ&Ⅱは今シーズン各チームの総合力が上がり
更に拮抗していて、見所が多かったです。
プレミア女子も拮抗していたものの
状況としては上位チームの状態がイマイチで接戦になった感じ。
優勝したNECも特に素晴らしいという感じはなく、
大崩れしない安定したディフェンス力が結果的に差となったかな?
まぁ、そのディフェンス力が重要なのですが。。。
全体としてプレミア女子はチームとしてはNEC、JT以外は、うーん、どうなんだ?
って、感じでしたが、各チームの選手それぞれは皆頑張っていたと思います。
個人的には
NEC JT デンソー 熊本 トヨタ自動車 群馬銀行 アランマーレ
頑張ったで賞ですね。笑
以上、
女子雑感...
では?
まぁ正直、Vリーグについては今回言いたい事が結構あります。
先ず、スーパーリーグ構想?
何かハッキリとした趣旨や構想が全く伝わらないし、
ただ混乱を招いた様な感じにしか思えない。
年度が替われば、何かしらの発信報告がある筈ですが、
とにかくファンからすれば、いきなりの2年後スタートの宣言は意味不明。。。
そして私が前々から気になっていたのは、各チームの選手の起用法について。
私は日頃からチーム、バレーボール界の事を思うならば、
目先の勝利に拘り過ぎず、ポジションは多くの選手でもっとシェアすべきだと考えています。
Vリーグの場合週末土日と連戦になる訳ですが、両日ともフルセットでフル出場なんてこれからはやめた方が良いです。
少人数チームなど、チームにより様々な事情はありますが、出来る限りどんどん控えの選手を起用すべきです。
特に大学卒選手が2年も3年も出場機会が無いとかでは、結局選手としてのピークが過ぎてしまいます。
実力が無いからだと言う方もいると思いますが、主力を休ませるという意味も大いにあります。
特に全日本帰りの選手などは毎年不調や怪我など、明らかに疲労の蓄積が原因と思われる事がしばし見られます。
代わりの選手を入れる事で戦力が落ちてしまい、結果勝てない事もあるかもしれませんが、
行く先を考えれば、多くの選手が出場する形の方がバレーボール界の発展に繋がる筈です。
そして、プレミア女子では今シーズン、
今まで出場機会の少なかった選手が主力の怪我や不調で出らざる得ない状況で出場し、
どの選手も最初の2,3試合は力不足に見えたものの、結果的には期待以上の活躍をしたチームが数チームありました。
今シーズンを見れば、今まで出場機会をあまり与えてこなかったのは、やはり目先の勝利に拘り過ぎていたからで、
2,3試合の我慢があれば、その後のシーズンには大きなプラスになったのです。
これを考えれば、タフな試合の翌日などは、積極的に一人二人主力を休養させ、
控え選手の出場機会を作るほうがシーズン内でも有効な訳で、長期的な目で見れば確実にチーム力UPになると思います。
某チームみたいにセット中に何人も何人も選手を交代させると言う意味ではなく、
この1、2セットは誰々を休ませるとか、今日の試合は誰は休養させるとかしっかり決める事が大事で、
代わりの選手にもしっかりと決められたプレー時間を持たせる事が必要かと思います。
ちょっと野球を例に挙げれば、昔勝つ為に稲尾投手が4連投して、4連勝したという事がありました。
これは勝つ為の究極の手段だった訳です。
しかし、現在の野球では先発投手は一試合100球を目途、中4日以上の登板間隔というのが目安です。
先日のWBCなどの特別な短期大会等では、それようにルールが設けられますが、
通常のシーズンでは先発投手が100球以上投げたらいけないというルールなどありません。
あくまで疲労や選手寿命を考えた上の暗黙の決まり事ですね。
要するに野球界では、選手の事を考えた上でルールには無い事が、常識になっているのです。
バレーボール界も将来を考えるならば、何らかの形で主力選手の休養と、控え選手の出場機会を増やす為の
ルール以外の常識を考える必要があると思います。
勿論ルールで制限するのもありですが、やはり少人数チームには厳しくなってしまうかな?
それと最近はやってないですが、選手人数が多いプレミアチームなんかは、シーズンレンタルを考えてもよいのでは?
それこそ週末レンタルでチャレンジのチームに、週末ヘルプなんてのも面白いかもしれない?
まぁ、諸々のルールは必要ですが。。。
と、今シーズンに限りませんが、
各Vチームの選手起用、育成にほどほど疑問を感じていたので書きました。
後はね、運営側やお客さんの観戦マナーについても今シーズンは多々問題ありだと思うのですが、
敢えて書きません。
特に観戦マナーについては、あれこれ問題を指摘してしまえば、
それを規制するルールが出来るだけで、何でもかんでも規則で縛り付けてしまうのは本望ではありません。
やはりバレーボールが好きであるならば、一人一人が常識を持って観戦して欲しい。
バレーボールに限らず、スポーツを観戦する上での様々なマナーって分かりますか?
よく分からないという方は、来シーズンまでに最低でも他の5種類以上のスポーツの観戦に出かけましょう。
スタジアム級の野球やサッカーよりは、バレーボールと同じ体育館や屋内での競技の方が良いですね。
特に会場にて撮影するという方は、しっかりスポーツ観戦のマナーを学んで下さい...
そして、Vリーグの今シーズンを持って
木村沙織選手の現役引退。
間違いなくここ10年間のVリーグ、バレーボール界を引っ張ってきてくれたスター選手。
バレーボール界もどん底?ともいえる低迷期から、メグカナの出現で支持を取り戻し、
続いて現れた木村選手のおかげで人気回復上昇、ロサンゼルス五輪以来のロンドン五輪でのメダル獲得。
という事で、彼女はロサンゼルス五輪以降のバレーボール界の最大の功労者ですね。
長くに渡り一線での活躍、本当にお疲れさまでした。
結婚もした事だし、少しゆっくりとして下さい。
そして、ちょっと遠目からバレーボールを観て頂けると嬉しいかな?
先輩である大山選手が引退した後、東レからV機構に出向して
その時に私は彼女とお話をする機会がありました。
彼女はスター選手であった故に自分には関われなかったチャレンジリーグやサマーリーグ等の
全日本やプレミアとは違うバレーボールの試合を観て、自分がプレーして来た所とは違う
知らない別のリーグの姿がある事に彼女はとても驚き、奥深さを感じていた様でした。
なので、木村選手にも遠目から
スター選手がなかなか関わる事の出来なかった、チャレンジリーグやサマーリーグなんかも、
ちょこっと観て頂けると、バレーボールに対しての違った思いを感じると思います。
大きなお世話かもしれませんが、個人的にはマスコミ(TV局)にあっちこっち引っ張りまわされて?
みたいな活動は期待しません...
男子については今回触れませんでしたが、
大丈夫でしょう。笑
男子はちょっとづつですが、いい感じになって来ました。
お客さんもだいぶ増えて、現在は女子人気を上回るのかな? それが各選手のヤル気と自信になっていると思います。
数年前に比べて各選手チーム明らかに前向きな雰囲気だし、
今シーズンはハッキリと男子会場の方が快適で楽しかったですね。
最後に?
スーパーリーグ構想の件もあり、
再来年以降のVリーグはどうなるか分かりませんが、
今シーズンも楽しく観戦させて頂き、ありがとうございました。
特に選手の皆さんは、頑張りましたよ。
本当に男子も女子もプレミアもチャレンジも
各選手が頑張っている姿が印象的だったシーズンでした。
ありがとう。
では、また...