LOVE IN VAIN~彷徨う情熱!blog

彷徨い、さすらい続けるのだ!
情熱のあるかぎり・・・・
 

スポーツ撮影観戦 考察 -2018/19 V.LEAGUE-

2019-03-27 | バレーボール
#1

さて、Vリーグ
今週末から男女共F3で、残す所もあと半月となりました。

終わってからの総括より
こう言う事は、終わる前に言った方が良いと思うので?

V改革元年
客離れが深刻なV1女子、
スポーツ観戦として好い雰囲気を作り出しているV1男子
その差は。。。???

女子V1の東西分けとか、ホームゲームの実施とかの開催要項は置いといて
先ずは激減している女子V1の観客問題。
まぁ、ある種今季は特に異様な光景となってしまった様で?

これは運営、開催手法にも問題はありますが、
現在のV1女子の極端な客層に、一般客やかつての観戦常連者が
寄り付かなくなった節が大いにありそうです。


その傾向が顕著に見えたのがVではなく、12月の皇后杯でした。
アリーナ前列にずらりと並ぶ、撮影観戦者。
Vリーグもそうですが、ほぼスペシャルシートとか、アリーナ前列を買い占めるのは
こういった方達。

これは一般の方から見れば、とても異様な光景で、撮影を推進する私でさえもそう思えます。
撮影禁止でないにしろ、そういった方が前列にずらっと並べば、異様な光景であり
他のスポーツの会場では、そんな光景は観た事ありませんね。
と言うのも、他の競技ではバレーボールほど、撮影者は多くなく、それは撮影そのものが禁止であったり
規制されている場合が多く観戦マナーが徹底されているからでしょう。

という事で、バレーボールは明らかにこの手の撮影観戦者は多いのに、
一般観客が他の競技に比べ少ないのは、何か問題があると考えるべきです。



ではTリーグ
今季スタートした卓球リーグですが、卓球も以前は撮影可能でした。
しかしTリーグでは、以前の再三の警告、アナウンスがあっても
フラッシュ撮影や、緑や赤のAFランプ等がなくならない為、
プレーに支障きたすという理由から、プレー中の撮影は禁止となりました。

プレー以外の撮影はOKという事ですが、
INプレーの合間は良いのか?または、試合開始前後の入退場などの時に限られるのか?
その辺は詳しく分かりません。


S/Jリーグ
バドミントンもVリーグ同様、特に撮影に関して規制はありません。
Vリーグに比べれば撮影者は現状極少なく、特に問題視されていません。
ただアリーナでの三脚等の使用は注意されると思います。
勿論フラッシュ、AFランプ点灯での撮影は禁止。


テニス
リーグではなく、東レPPOなどの国際大会なども撮影の規制はされていません。
しかしテニスの場合、室内での開催では物音にシビアなので、
シャッター音やAFモーター音で試合が中断する事もあります。
撮影に限らず、INプレー中は席を立てないし、入場する事も出来ません。
撮影以前の観戦マナーが問われます。
こちらも勿論フラッシュ、AFランプ点灯での撮影は禁止で、
以下の全ての競技でも同じ。


ラグビー
撮影可能ですが、他の方々が迷惑になる撮影行為は禁止と
ザックリと規制があります。
これが意外と的を射た感じです。

先ず過度な望遠レンズを使用しての撮影は禁止。
しかし、何mmからダメとか口径が何cm以上はダメとかではなく
要は他の方が迷惑と感じる大きさのものはダメなのです。

一脚、三脚等も他の方が迷惑となる使用は禁止ですが
ガラガラの人がまばらな観客席では、特に使用を禁止するものではありません。
要するに、他の方に迷惑をかけない撮影ならいいのです。
混みあった状況なら禁止されているどうかに関わらず控えて下さいというもの。
これが実質撮影マナーというものです。

まぁ、ラグビー観戦者は総じて大人な方が多いです。


Jリーグ
最近は確認していませんが、以前はラグビー同様のザックリ規制が書かれていました。
最近は何せよスマホの普及で、誰もがスマホで撮影するので、どの競技も全面撮影禁止は難しいですし
する必要もないでしょう。
要はラグビー同様、他の方に迷惑をかけない撮影はOK
そういう事です。


陸上競技
撮影可能です。が?
スタジアム内は競技によって、撮影が禁止されている方向やゾーンがあります。
基本的に各競技の真正面、真後ろからの撮影は禁止です。
バレーボールで言えば、コートエンド席からの撮影は禁止と思えばよいです。
まぁ、陸上はユニフォームが薄着で動きも激しいので、
そういった規制が設けられ、盗撮行為等には眼を光らせています。
そして、盗撮監視専門のスタッフが常駐し、常に注意喚起をしています。
決められた撮影エリアからならの撮影なら問題ありませんが、
ラグビー同様過度な大きな機材の持ち込みは控えるべきです。


Vリーグ
勿論撮影可能ですが、フラッシュや、AFランプを点灯しての撮影禁止
また自席にての撮影のみ可能。
なのですが。。。マナーの悪さはスポーツ界随一?

他にも三脚、一脚等の使用制限も設けず、動画も規制されず、
バレーボールでも、黒鷲旗ではアリーナでの動画撮影は禁止されてます。


どうしろこうしろ言っても難しいので
私が運営側ならどういった規制を設けるか?
とりあえず、最低限の規制は設けたほうが良い。
まぁ、参考にして欲しいです。


① アリーナ席での一脚、三脚等の使用禁止。

② アリーナエンド側席での動画の撮影禁止。

③ ザックリと『他の方や隣席の方の迷惑となる様な撮影は禁止とさせて頂きます。』のアナウンス
   試合前、合間に度々繰り返しアナウンス。(こういうアナウンスは意外と効果があり、自粛を促す。)

④ 現在も行われているフラッシュ撮影、AFランプ点灯での撮影禁止
  自席でのみ撮影可を、ただ看板もってウロウロするだけでなく、実際に専門のスタッフが注意をする。

⑤ 何名かのスタッフに『盗撮・迷惑撮影監視中』の札を付けて立って貰う。
       (理想は陸上の様に専門スタッフが常に監視、注意喚起するのがよい。)


とても簡単な事ですね。
直ぐに始めましょう... 



スポーツ観戦に限らず、
規制禁止されていなければ何をしても良いと言うものではありません。

特に撮影観戦する方は余分な機材を持ち込んで撮影するのですから
他の方に迷惑にならい様にと、状況を考えてあれこれ控えたり、
自らが一歩引くのがマナーであり、そういった真摯な気持ちを持って撮影して欲しい。

足繁く通うこれらファンが我先に、我先にという様なマナーもへったくれもない
今の異様な光景が続く状況では、一般客離れがどんどん加速してしまう。
真のバレーボールファンなら襟を正し、マナーを重んじる精神で、バレーボール界に貢献しなさいね。


その点、近年女子より人気で撮影女子も増えたV1男子ですが
会場の雰囲気は断然こちらが快適です。
女性ファンの方が男子選手をアイドル視して観ている筈なのですが
俄然スポーツ観戦として成り立っており好い雰囲気です。
一方のV女子はスポーツ観戦というより、アイドルイベント撮影会化して来ているかな?
これは選手ではなく、やはり常連観客の質の低下が招いているのだろうと感じます。
先ずは、バレーボールとしてスポーツ競技ありきで行きましょう...



では、今のV1女子とちょっと雰囲気が違い
スポーツ観戦として快適なV1男子↓





※追記

特に来年は東京オリンピックが開催されるので
世界各国から大勢の観戦者が訪れる。

勿論デジカメ、一眼レフを持って撮影観戦する方も大勢いる訳で
現在国内で撮影禁止や制限を設けている競技も、オリンピックではそうは言っていられない。

なので現在撮影規制を設けている競技も、
オリンピックに向けてどんどん撮影開放して行って頂きたい。
それには前述の通り、撮影者のマナーが問われるのである。

世界各国から観戦者が来るのに
オリンピックで競技によって撮影OK、でもこっちの競技は撮影NGとか
馬鹿らしいし、そんな状況を恥じるべき。
肖像権や、著作権等の問題は別にして、水泳だってビーチバレーだって体操だって撮影OKであるべき。

そもそもビーチバレーにしても禁止になったのは一部の如何わしい撮影者が存在するせいで、
健全なスポーツ撮影者の権利まで奪い取ってしまった。
結局、マナーを守れない撮影者を排除する為に、全面禁止という最悪の処置になってしまう。
本来なら撮影禁止にするのではなく、マナー違反の撮影者を徹底的に処罰して排除していくのが望ましい。
全て禁止にしてしまえば問題は起こらないだろうが、そこから何も新しいものは生まれて来ない。
ビーチバレーの競技としての発展や文化としての価値の向上も阻害してしまうだろう。
そういった事にならないようにするには、当然撮影者の絶対的なマナーが不可欠。
そして、現場でのしっかりとした監視体制が必要となる。

でも、そうは言っても現実的にはとても難しいと思う。
選手たちの権利を守る為には、ビーチバレーに至っては撮影禁止
携帯スマホのカメラのみ撮影可は、致し方ないだろう。
それだけ何を言っても、マーナーの守れない、如何わしい撮影者がいるという事です。
情けない。。。

いずれにしても、撮影者のマナーが全てであり
オリンピックに向けて恥ずかしくない
スポーツ撮影のマナーを意識し、身に付けて欲しいと願う...







コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伝説の... (Thunderbird) | トップ | ガラガラ問題... -2018/19 V... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (撮影大好き)
2020-03-27 19:05:53
なんかVリーグ女子を撮影している人たちを非難して
Vリーグ男子の観戦者をやたら持ち上げてますが、Vリーグ男子の追っかけ女子も相当酷いですよ。
オリンピックテストマッチやネーションズのチケット発売後のTwitter見たことありますか?
多めにチケット取って、良席は自分用にして、見えづらい席や後ろの席の転売の数たるや物凄い数です。
他人を押しのけて自分だけはいい席で見たいって発想はですよね。
あなたはもうちょっと俯瞰した位置からVリーグを見たほうがいいですよ。

返信する
撮影大好きさんへ (彷徨う情熱!)
2020-03-27 21:20:21
コメント頂きました。

まぁ、裏ではあなたが言われている様な事があるのが事実でしょう。
それは男子、女子バレーボール、また他競技、他のイベント等でもそうだと思います。
しかし、あなたの指摘はチケットの買占め等の問題の本質をついたものではなく、ただのやっかみ批判に聞こえます。笑
勿論こうした裏での行いは、当然お勧めできませんが、
現状お金を沢山使える人が有利なのが事実です。
先ずは、私が論じた会場での雰囲気、見た目の異様さを改善する事が大事です。
お気持ちは分かりますが、まだまだ若いです...
返信する
興味深い内容でした。 (匿名にて失礼します。)
2020-11-29 20:48:30
彷徨う情熱!様、初めまして匿名にて失礼致します。
本文を読んで深く考えさせられました。
私は、女子Vリーグは性欲の対象以外にリーグの存在理由を説明できなかったので難しい問題だと思います。
イタリアやギリシャの女子リーグを見た後で、V1を観戦すると果たして試合の内容だけでチケット代金分の価値があるのか?と、わからなくなります。
ブロックでストレートを切るのか、クロスを切るのかハッキリしない選手に対しても、チームメイトも監督もコーチもヘラヘラ笑って指摘すらしない、春高バレーの方が真剣勝負で試合内容が素晴らしく感じます。撮影目的の人しかいないというよりは、バレーの試合を見たいと通っていた人が遠ざかって行ってしまった現実の方が問題があると感じています。売り物が、女子選手の性的な部分でしかお客さんを呼べない現実の方が問題があると思います。
高橋みゆき選手が、イタリアから戻ってきて味方のプレーにも激しく要求している姿を見て結局は、男子の様に海外に挑戦した選手が、何かを持ち帰ってきて代表なりリーグに還元しない限り女子選手の体以外にお客さんを呼べないリーグが続いていくのではないかと私は思います。高いチケットを買ってくれているカメラマンさんたちがいる間に、リーグのレベルを上げるしかないのではないでしょうか?
とりあえず週末2連戦を廃止して、週1試合。4~5時間の長時間練習を禁止にして、2時間ぐらいの強度の高い練習をリーグで名文化しないとダメだと思います。外人選手が、日本に来てみんな言うのが試合日程が詰まってて、練習が長いから試合の時に体が疲れてベストパフォーマンスができないと言う発言を聴く度に、う~んと思います。
長文失礼しました。
私は、どんな形であれチケットを買って来て下さる人に感謝してます。売る物が、体しかないという評価なら甘んじて受け入れて現実をまず知る事からスタートするべきだと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

バレーボール」カテゴリの最新記事