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飛べない火の鳥? 緊急改造指令。。。!

2018-09-02 | バレーボール
#1

さて、女子バレーボール 飛べない火の鳥NIPPON?



トップチームで挑んだアジア大会は、
タイ、中国、韓国に敗れ4位。

実質的にもアジアで4番目の力しかないのが実証された。



9月後半からは世界選手権が日本で開催されるが
東京オリンピックをあと2年に控え、チームは非常に微妙な状態で
緊急改造は必至な状況になった。

この世界選手権で思う様な結果が出せない場合は、
他競技であれば監督の進退問題は当然であり、
東京オリンピックに照準を合わすのなら、チーム改造は早ければ早い方がいい。





では、
先ず当初からの私の違和感。

中田監督はよく「代表チームは育成の場では無い」と言われていましたが
そんな事はまったく無く、それなりの実績がある選手だって、代表選手として
チームとして成長して行くのは当たり前で、まして若い選手は何処へ行こうが
常に成長して行くのは当然の事。

それこそ引退した木村沙織選手だって、高校生から引退するまで
代表チームでプレーする事で成長を遂げて来たのが事実であり、それを育成と言わず何と言う?

私には「代表チームは育成の場では無い」は、
若手選手を代表に呼ぶのを極力避けたいが為の口実に思えます。
それは裏を返せば、育成に自信が無く、
将来性のある選手を自分がダメにしてしまうのではないか。。。と恐れているのでは?
事実多くの久光や気心の知れた選手を選出してしまうのも
自分がやり易い環境でしか出来ない事の表れでしょう。


今回のアジア大会でも、各選手たちは頑張っていると思います。
望んだ結果が得られなかったのは、これはチームとしての今の実力です。
ハッキリ言えば、今の選手達に今以上の事を望み、要求するのはとても酷だと思います。

以前にも書きましたが、女子バレー選手としての体力ピークは
25、26歳辺りが通常です。
トレーニングや各々のバランスで、30歳位までピークを維持出来る選手もいれば、
それより早く、23、24歳で下降してしまう選手だっています。
これは単に体力のピークを言っているのであり、選手としてのピークとは違います。

体力が衰えて来ても、技術や精神的な事など多くのファクターで
選手としての成長は幾つになろうと可能です。
40歳、50歳だって代表選手として活躍する事だって不可能ではありません。
しかし、ただジャンプする、走る、瞬発力であったり柔軟性などは
体力のピークと共に少しづつ衰えてきます。

こういった衰えはバレーボール選手には顕著にプレーに表れてきます。
それが今の火の鳥NIPPONでしょう。

セッターやリベロなど経験や判断力が重要であるポジションは
30歳半ばでも十分トップレベルで活躍出来ます。
しかし、アタッカーともなれば先に記した通り、跳ぶという事が求められる訳で
体力の衰えはプレーに大きく影響します。
実質的には1cm、2cmジャンプが跳べなくなった?
という直接的な事より、
それによる感覚のズレでタイミングが合わなくなったりと、
意識しない所でバランスを崩す事が多くなり、プレーに影響する様になってしまいます。


と、長くなりましたが、
ここまで書けばお分かりの通り?

今の火の鳥NIPPONのアタッカー陣の年齢層が高いのが気になります。


アジア大会メンバーのアタッカー10人の年齢は
20歳 1名
24歳 1名
26歳 2名
27歳 3名
28歳 2名
34歳 1名

以上 平均 26.7歳

因みにこのままのメンバーで東京オリンピックに出場すれば
単純にアタッカーの平均年齢は28.7歳になってしまいます。


それを考えれば、
今チームを緊急改造するのは当然になって来ます。

決してベテランを否定しているのではなく
現メンバーは明らかに全盛期の力を出せていない選手が殆どで
それでも今の若手よりはましだと言う考えは、発展的ではありません。
恐らく今後2年で、この中でピークをそこそこ維持出来る選手は数名でしょう。
やはり若い可能性をどんどん見出して行くのは当然の事だと思います。


しかし、中田監督の性格や思いを考えれば、
そう簡単に自主的にチーム改造するなんて事は、出来るとは思えませんし、
しないでしょう。

今、代表チームに必要なのは、速いバレーがどうのセッターがどうの
エースがどうの久光がどうのではなく、単純に若返りをする事です。
若い力を取り入れチームを活性化させ、更にその若い力を戦力に育てて行く、
そして東京では、主力を担ってもらうくらいに成長させなくてはなりません。



さて、どうするか?
協会や周りが色々とあれこれ言っても、中田監督の性格や意向もあるし
上手く行かないでしょうね。笑


そこで私の提案として?
セッター、リベロを除いたアタッカー10名の選出にあたって
当面、年齢枠を設ける事を勧めます。

初期案として
27歳以上は 3名まで (現6名)
23歳以下を 最低3名以上選出 (現1名)

これなら
主力を担う24歳~26歳の選手(現3名)も最低4名以上になり
東京に向けてもいい感じになるのではないでしょうか?


といった方向性を是非、協会、中田監督には視野に入れて頂き
可能性の感じられるチームを作って欲しいです...
























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