では・・・・
とざいとーざい。
れでぃすあんどじぇんとるめん。
がぶっちが家に来て、チビと初対面。
外から帰ってきたチビは、家に入るなり固まっていました。
今でもよーーく覚えています。
表情が言っていました。
「なに?この白い塊」
おいでチビちゃん、仔猫だよ、と私がチビを呼ぶと、ちびったらぐる~~~りとがぶちゃんを遠回りして私の所に来ました(笑)
私は、がぶっちをひょいとチビの目の前に差し出したんです。
さて、どんな反応するかな・・。
チビはガブっちの頭のあたりをクンクン。
そして、お尻のあたりをクンクン。
がぶっちは、チビちゃんに母猫の面影を重ねていたんでしょう。
甘える仕草をしました。
「お母さん??」って感じで。
でも・・・
でも・・・・
ちびったら・・・。
がぶっちが自分の子じゃないと解ったら、がぶちゃんの頭をペシッってひと叩き(笑)
がぶっちはコロン、と転がりました。
何が起こったか解らなかったみたい。キョトンとしてた。
「あー!チビが叩いた!!」
この瞬間、チビとがぶっちの親子関係を目論んでいた私たちの思いが、木っ端みじんになりました(笑)
「ダメだ、こりゃ」
それでも、がぶっちはしばらくチビの後をくっ付いて回っていました。
チビに嫌われても、はたかれてもついて回っていました。
そのうち、あんまり怒られるので諦めたみたいで、ついて行かなくなりました。
ちょっと可哀想だったな。
チビも受け入れてあげたらいいのにって。
だけど、全く受け入れていないわけでもなく。
ちゃんと同居人、ならぬ同居猫として認めていたのです。
人間がそれに気が付くのが遅かっただけで。
二匹は仲がすごく悪わるいわけでもなく、凄く良いわけでもない。
でも、認め合っていたのです。
本当は猫団子になって2匹一緒に寝てくれたらなーなんて、淡い期待を抱いていたのですけどね
がぶっちがのんびりした性格だったからか、チビも攻撃したりしません。
時々お互い気にしあったりしたりして。
ただ、食べ物と、ねーちゃんと一緒に寝る場所をめぐっては争っていました(笑)
おねーちゃんの左側の腕の中。
なんでか2匹ともそこがお気に。
ガブが勝ったり、チビが勝ったり。
楽しかったな、毎日。
がぶちゃんにとってチビはおねーちゃん。
喧嘩はチビの方が強いけど、身体はがぶちゃんの方が断然大きいので、喧嘩にはならなかったな。
あ、一度だけ取っ組み合いの喧嘩したことある。
チビががぶっちの身体に隠れて見えなかった(笑)
あの時は、焦ったなー。
無理やり引き離したけど、二匹ともふーふー興奮してて。
アレ以来大きな喧嘩もなかったけど。
それでもね。
がぶっちは結構弱い体質で、よく調子を崩していました。
調子が悪くてぐったりしているがぶっちのそばで、チビが見守るように座っていたり、チビも同じようにご飯を食べなくなったり。
調子悪そうにしてたら、ちゃんと側に来て様子を伺うあたり、本当は心配していたんです。
損な性分だね。チビ。
そんなこんなで、あまり一緒の写真はありませんが、2匹一緒にいるとほのぼのします。
なんだか遠い昔のようです。