くつした工房からの便り

くつした工房の日々の出来事つづり・・・

kikuちゃんの昔話シリーズ2

2016-08-31 08:36:34 | kikuko
成増には大好きなことは延々とあった。
お隣のおじいちゃんとおじちゃんは地区の神楽の伝承者で
毎日、笛や太鼓の音があった。
小さい頃から、お祭りや楽しいことは家の前にやってくるものだと思っていた。
ほぼ毎月、何かのことがあって
お神楽の踊り、獅子舞、もち巻き、発表会、花木の品評会に神楽があって、・・・・

ん~よくお稽古に連れて行ってもらったんだ。お姉さん方にまじっておじちゃんもお稽古
三味線も長唄も、「kikuちゃんそこで待っててな。」
お稽古が終わるまで正座で座っている。多分浅草の方に行っていたように思い出す。
厳しいのよね。でも面白かったんだ。よく行っていた。

おねえ様方綺麗だったし、腰が低くて品がよくて、カッコいい!!

お座敷とはまったく違う厳しいお稽古があってお客様の前にでているんだな~と
幼心に感じてた。

そうそう、おじちゃんのお神楽、お得意はものすごくおどけた踊りだったけど
もっとちゃんと聞いておけばよかった。
いつか機会があったら、今も伝承会の方がいらっしゃるはずだから
発表会にお邪魔してみたいな。

それも良い勉強でした。今じゃ考えられないような体験、
おじちゃんは遠いところで、今でもきっと鼻歌で小唄や都々逸をくちづさみながらいるのだろうね。

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