靴下を作ることを糧とした工場の中で家族のなかで育って私。
私の周りにいた靴下に携わる人たちはみんなが一生懸命に靴下を作っていた。
今も靴下を作る工程の人たちはそのことを忠実に黙々と暮らしているはずだ
私の父は靴下の機械を糸に合わせて作れる人だった。
現役の頃は工具を全て車に積み込み調整に出かけたり セッティングに出かけたり
かなり大きなブランドメーカーさんの工場にも出入り自由
もちろん糸から何かを作るデザインも機械込みで出来た、、
デザインと糸と、機械とを販売する立場の人 これ、今もあるはずだ。糸開発から機械までの分野での販売取引
物を作るって そのものに人が映る
モノが自分で自分を欲していてくださる人の手に届けばそれが一番望ましいけど
一般物流のそれがどこまでとどくかはわからない
そんなことを思いながら
父はよくも悪くも色々な事が分かる人だったから大きな流れから外れたかったんだよね。
だけどね、どこの靴下工場もみんなが一生懸命に靴下を作ってる。
日本の靴下工場の気質はどこも変わってないはずなんだ。
でもね何だかね、今年はいつもの年とちょっとちがうでしょ?
ふっと「お父さん、今の靴下業界をどんな風に思ってるんだろう・・・・」って。
あの頃の業界の長老達は今の様をどう感じてるんだろう。。
そんなことを言っていると生き残れないゾ!って言われるか ちゃんと教えた事を守り抜けと言われるか
その場だけその時だけ良い事は無いよね。
継続して それを律しないといけないことは守る。
やっぱり私達土俵が違う事はしないことにするからね。。。。
教えられてきたことは守ることにする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます