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The Life Aquatic Studio Sessions 価格：￥ 1,578（税込） 発売日：2005-11-22 |
「 HUNKY DORY 」のオープニング曲、♪Changesから現在に至るまで様々な変貌を遂げるデヴィッド・ボウイ。故にボウイの魅力について語るとキャリア同様様々な意見があると思います。そんなボウイのファンの一人であるアズテック・カメラのロディ・フレイムが以前ボウイの魅力について聞かれた時に「ド派手なファッションやパフォーマンスは氷山の一角にすぎず、（ボウイの魅力は）コード進行のすばらしさにある。アコースティックギターでボウイの曲を弾いてごらん。」とコメントしていましたが、個人的にもの魅力と言えば前衛的な先鋭性もさることながらその仮面の裏の素顔、つまりメロディーであったり、詩も含みそれを歌うにふさわしい声だと思います。それ故にアコギでボウイの楽曲を弾き語りしたセル・ジョルジュのこのアルバムにボウイ本人は「僕の曲に新たな息吹を与えてくれた。」みたいなコメントをしたそうですが、個人的にはロディ・フレイムのボウイ評を体現したアルバムでもあると思います。
本当はセル・ジョルジュの酔いどれ？ぷりとポルトガル語と英語が混ざった変な感じがバカウケと聞いていたので、ある意味パロディーだと先入観を持ってたのですが、ちょうど激しい夕立が止み、車の中から見える夕焼けの景色とセル・ジョルジュが歌う♪Life On Mars?があまりにハマリすぎで、正直よかったです。♪Suffragette Cityまでカヴァーしてるのはどうかと思いましたが（笑）
