オリンピックのサッカーで個人的に赤丸急上昇中だったイタリアU-23代表は準々決勝でベルギーと対戦。ジュゼッペ・ロッシの2ゴールも及ばす、ベルギーに2-3で敗れてしまいました。
勝ったベルギーと言えば、”赤い悪魔”の異名を持つ古豪で1980年のユーロでは準優勝。その後ユーロとは縁がありませんが、W杯は1982年から6大会連続で出場し、1986年のW杯はベスト4。80年のユーロ準優勝と86年W杯ベスト4に貢献したFWクーレマンスを筆頭に”最後のゲームメーカー”と呼ばれたMFシーフォや1994年W杯で第1回レフ・ヤシン賞を受賞したGKプロドームにイタリア・セリエAで活躍したDFグルン(パルマに所属)やFWオリベイラ(カリアリ&フィオレンティーナ)、オランダのPSVで活躍したニリスら好タレントを輩出。中でも日本で最も有名なベルギーのサッカー選手と言えば、2002年のW杯でトルシエJAPANからオーバーヘッドでゴールを挙げ、全国を沈黙させたFWヴィルモッツ。ドイツのシャルケでは1996年のUEFA杯優勝にも貢献したワールドクラスのシャドーストライカーでした。
しかし、ヴィルモッツが代表を引退した2002年W杯以降は2004年のユーロと2006年W杯は予選で敗退。国際舞台では低迷していました。
ですが、次のW杯では再び”赤い悪魔”の姿が見れるかもしれません。