チェルシーの元フランス代表MFマケレレが母国のパリSGに移籍することが決定。
チェルシーがプレミアリーグやFAカップはもちろんCLのタイトルを争うだけのチームに成長できたのは世界最高のフィルター役の一人、マケレレの存在があったからこそだと思います。その重要性はチェルシーにマケレレを放出したレアル・マドリーがカペッロ監督の手によって守備に重きを置くサッカーに軌道修正するまでの間無冠に終わった事が実証していると思います。
一方、マケレレに加え、ローマからジュリも獲得したパリSGですが、昨シーズンは国内リーグ16位と低迷。ベテラン組の加入で地元フランスのジノラやジェルカエフにブラジルのライー、そしてリベリアのウェアを擁して国内はもちろんヨーロッパを席捲していた90年代の輝きを取り戻して欲しいところです。