4/18のBS5の「CGTV」でトヨタの新型のヤリスとホンダの新型のフィットとマツダのマツダ2を乗り比べていて、トップバッターのヤリスの冒頭に「21年前にターセル、コルサと統合する形で~」とヤリスの旧称であるヴィッツの初代モデルの紹介があったのですが、21年前に当時の「CGTV」で初代のヴィッツを紹介していたことが蘇りまして。
というか、視聴する前から、ずっと記憶に残っていて。
特に記憶に残っているのが、松任谷正隆氏が初代のヴィッツを「これがあれば、マークⅡはもういらないんじゃないか」という感じで評されていて。
その評価通りというか、ヴィッツは国産車の基準を変えた、良くも悪くも欧州基準に変えた1台だと思います。
そして、それを決定付けたのは、ホンダのフィットとスズキのスイフト、特にスイフトスポーツだと思います。
前者はBセグメントとCセグメントの境界線をより明確化し、後者はヴィッツのスポーツモデルのRSと共に2リッター以下の2ドアクーペに取って代わったと思います。
ただ、こちらの方は事実上であり、ガラパゴス化していたと言っても過言ではない国産車の2リッター以下の2ドアクーペに完璧の取って代われたかというと、残念ながら総じて肯定されているとは言い難いと思いますが。
故に所謂若者の車離れを招いた一因であると思っています。
また、ヴィッツのRSやスイフトスポーツを否定する形で車離れを解消させようとしたトヨタの86及びスバルのBRZだと思いますし、同時に解決はできなかったとも思っています。
話は脱線しましたが、21年前に欧州車に興味を持っていた僕は、特に欧州仕様と同じ足回りにセッティングしたというヴィッツのユーロスポーツエディションの購入を一時真剣に考えました。
当時は特に欧州車の中でもプジョーの306や106に憧れていて、所謂猫足、当時はまだ試乗もしていなかったにも関わらず足回りの印象が強く。
そこにトヨタが21世紀の世界戦略車(実質欧州戦略車)と位置付けられ、欧州ではヤリスの名前で販売されるヴィッツの欧州仕様の足回り、すなわちヴィッツのユーロスポーツエディション ≒ ヤリスが306や106に取って代われるのではないかと思った次第で。
両者の値段も違いますし、そもそも欧州車の故障のリスクは、やっぱり目をそらせませんでしたし。
実際その後フィアットのプントを購入し、欧州車の故障を体感する訳ですが、、、。
ただ、ユーロスポーツエディションはインターネット専売で、ネットへのアクセスがドリームキャストしかなかった僕は見送ったのですが、、、。
そのユーロスポーツエディションとは縁がなかったのですが、初代のヴィッツとはその後縁がありまして。
といっても僕ではなく、妻が結婚当初に乗っていまして、僕も何度かハンドルを握らせてもらいました。
そんな訳で、ヤリスに名称を改めた新型がどう評価されるのか楽しみだったのですが、松任谷正隆氏はまさかのマツダ2、他の2人もヤリスよりはフィットだそうで。
特にヤリスについては、番組自体があっさり評価な印象で、ちょっと拍子抜けしました、、、。
なお、次回の「CGTV」はトヨタのカローラとマツダのマツダ3を比較するそうで、これも楽しみです。