CLの準決勝でアトレティコ・マドリーに敗れたチェルシーのモウリーニョ監督が第2戦を振り返り、「PKを与える瞬間まで、相手の方が優れているとは思っていなかった。我々は試合もうまくコントロールできていたが、アトレティコのGK(ベルギー代表GKクルトゥワ)に(元イングランド代表DF)テリーの決定的なヘディングシュートを止められ、その後にPKを与えてしまうという、勝負を分ける時間帯に入った。その後も、1チームだけが士気を落とさなかった。あと30分残っていて、試合の主導権を握っていたからね。試合は60分まで我々のものだったが、準決勝や重要な試合はディテールで勝 負が決まる。その極めて重要なディテールがこれだった。アトレティコには、おめでとうと言いたい。彼らは極めてすばらしいチームであり、スペイン・リーガ・エスパニョーラでも見事な 成績を残している。まさに本物のチームだ。」と、アトレティコを称賛しました。
また、モウリーニョ監督は決勝に進んだアトレティコ とレアル・マドリーについて、「レアルがバイエルン・ミュンヘンを倒せたのは、レアルの方が優れていたからだ。アトレティコがチェルシーを倒せたのは、決定的な瞬間で相手よりも優 れていたからだ。勝ち上がった2チームには、決勝を楽しんでもらいたい。きっと偉大なチャンピオンが誕生するはずだ。」と、アトレティコとレアルを讃えました。
チェルシーの敗退は残念ですが、僕もアトレティコとレアルの決勝を楽しみにしておきます。