ちょっと古い話題。ブレーメンのドイツ代表FWクローゼが同じドイツのライバルであるバイエルン・ミュンヘンの幹部との密会が公になり、今季終了後移籍するとの憶測が飛びましたが、契約が満了する2008年6月までブレーメン残留が決定すると報じられました。
ドイツの盟主、バイエルンと言えば今から10数年前のボスマン判決後にフランス代表FWパパンやスイス代表MFスフォルツァ&ズッターなどを獲得。多国籍軍化をどこのビッグクラブよりも早く進めました。しかし、国内ではザマーやメラー、コーラーらドイツ代表メンバーを中心としたドルトムント、ヨーロッパではユース出身者を中心としたオランダのアヤックスの後塵を拝すと一転してドイツ代表クラスを編成したチームに様変わりした記憶があります(と同時に多国籍化を進めるイタリアやスペイン、イングランドのビッグクラブを批判。これは正直笑いました)。バラックしかり、ダイスラーしかり(昨夏はポドルスキーも獲得しました)。といった経緯を踏まえると先のW杯で得点王に輝いたクローゼにバイエルンが触手を伸ばしてもおかしくない話です。さしずめ日本でいったらジャイアンツみたいなものでしょうか?
ユベントス移籍も報じられましたが、個人的にはクローゼは昨夏チェルシーに移籍したシェフチェンコの後釜としてACミランが獲得すべき選手だったと思います。フェアプレーを好むクローゼに老獪なカルチョのカテナチオは不向きかもしれませんが、ファーストトップもセカンドトップもこなせる万能性、つまりゴールもアシストも期待できる点は魅力だと思います。シェフチェンコも以前「自力でゴールを決めれる必要があるのに、わざわざ倒れてPKをもらう必要はない。」といってましたし、、、。
長々と書きましたが、早い話が好きな選手を好きなチームで見たいってだけなんですけどねf^_^;
そういえば、以前ミラン移籍を推したトーニもバイエルン移籍が噂されてます。意外と趣味が合うのかなぁ、なんて。