2018年W杯準決勝でベルギー代表を1-0で下したフランス代表の戦術を「アンチ・フットボール」と批判したスペイン・リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーのベルギー代表GKクルトワに対し、レアルのお隣のアトレティコ・マドリーのフランス代表FWグリーズマンが「クルトワの発言は僕を困惑させた。なぜならシメオネ監督の下(アトレティコ)でプレーした彼は、あのようなプレーでリーガ・エスパニョーラを制したことをかわかっているはずだ。」と2013-2014シーズンにリーガ・エスパニョーラを制したシメオネ監督のアトレティコでクルトワが自身のチームメイトととしてゴールマウスを守っていたことを引き合いに出し、苦言を呈しました。
続けてグリーズマンは「フットボールには2つの異なるスタイルがある。以前は(マンCの)グアルディオラ監督の攻撃的な4-3-3が主流だったが、今では4-4-2の時代になってきた。」とコメントしました。
また、グリーズマンはベルギー代表戦についても振り返り、「試合終了のホイッスルを聞いたとき、僕はピッチの上で泣いてしまったんだ。膝をついて泣き始めてしまった。チームメイトが来て『おい、ちょっと待ってくれ。まだ試合が残っているんだ。』って言ったことを覚えている。でも、あの瞬間から、決勝の相手がどこであろうと僕たちは勝てるって自信が出てきた。」とコメントしました。
クルトワがチェルシーでも心許なかったのは、モウリーニョ監督もコンテ監督も守備的な戦術だったので、実力を発揮できなかったということにしておきます。