マンU在籍した2004年から2017年の間にファーガソン監督を筆頭に5人の指揮官から指導を受けたD.C.ユナイテッドの元イングランド代表FWルーニーがこれまでに指導を受けた最高の監督を問われ、「ファン・ハール監督は僕がこれまで一緒に仕事をした中でずば抜けて最高の監督だ。100%そうなんだ。」と、2014年から2016年までマンUを率いたファン・ハール監督の名前を挙げました。
続けてルーニーはマンUを率いた1986年から2013年の間にマンUで数々のタイトルを獲得したファーガソン監督ではなく、ファーガソン監督とは対照的にマンUを率いた2年間で獲得したタイトルはFAカップのみのファン・ハール監督の名前を挙げた理由として、「彼の戦術的なスキルや、準備の仕方、そして細部へのこだわりは素晴らしかったよ。僕は彼のその部分に感服していた。そんなものはそれまで目にしたことがなかったからね。」とコメントしました。
また、ファン・ハール監督が契約を1年残してマンUの指揮官を解任されたことについて、ルーニーは「ファン・ハール監督は、自分のやり方が選手にとって困難なことを分かっている。僕があの時彼にそのことを気づかせたんだ。そして、僕らはそれについてとてもよく話し合った。」とした上で、「すべてがあのように終わったことを後悔している。それでも、確かなことが1つある。僕が彼から多くを学んだことだ。もし僕が監督になるとすれば、間違いなくあのレッスンを生かすよ。」とコメントしました。
ファン・ハール監督を批判する教え子はたくさんいましたが、ここまで称賛する教え子も珍しいと思いました。
また、それがルーニーだったのも意外でした。
そして、ファーガソン監督のルーニーへの評価は思っていた以上に低かったそうで、ファーガソン監督はルーニーのピークは長くないとマンUの上層部には機を見ての放出を進言していたそうですが、ルーニー自身もファーガソン監督に対して思うところはあったのかもしれません。
やっぱりファン・ハール監督よりもファーガソン監督だとの名前が挙がると予想するのが普通だと思いますし。
ここでモイーズ監督の名前が挙がっていたら、ちょっとややこしくなりますが、、、。