ユーロ2020のスペイン代表の10番であるリバプールのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラにここまで出番がないそうですが、そもそもスペイン代表において10番が絶対的な番号ではないと思っています。
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チアゴ・アルカンタラの先代の10番であるASモナコの元スペイン代表MFセスクはユーロ2008からユーロ2016まで10番でしたが、同じ10番でもアルゼンチン代表FWメッシと比べると、それぞれのチームにおける存在は違っていたと思いますし。
もちろんスペイン代表とアルゼンチン代表の違いはあるでしょうが。
その前の10番、元スペイン代表MFレジェスは(スペイン代表の)10番を希望して2006年W杯に臨んだそうですが、出番はグループリーグのサウジアラビア代表戦のみだったそうですし。
ユーロ2004の10番の元スペイン代表FWモリエンテスはスペイン代表歴代6位の27ゴールを記録していますが、その多くは10番としてではなく、9番として決めたと思いますし。
2002年W杯の10番の元スペイン代表FWトリスタンもそれどころではなかったと思いますし。
ユーロ1996の10番の元スペイン代表MFドナトは確かブラジル出身だったと記憶していますが(デ・ポルティーボ・ラ・コルーニャでしたっけ?1990年代から21世紀初頭はバレンシアと共にバルセロナやレアル・マドリーらとタイトルを争う強豪クラブだったと思います)、ドナトや1994年W杯の10番の元スペイン代表MFバケーロは元ルーマニア代表MFハジや元ロシア代表MFモストヴォイとは違っていたと思います。
あえて絶対的な10番と言えば、1998年W杯とユーロ2000の10番の元スペイン代表FWラウールが思い浮ぶのですが、そもそもラウールはレアルのエースナンバーの7番であり、2002年W杯からはスペイン代表でもレアルと同じ7番な訳で。
それを言い出すとセスクはチェルシーでは4番でしたし、バケーロもトヨタカップでサンパウロと対戦した時はバルサの6番で、モリエンテスは15番の印象が残っています。
そして、チアゴ・アルカンタラもリバプールの6番ですし、、、。