チェルシーのモウリーニョ監督が、「私は、左利きの選手が右サイドでプレーすることを好んでいるんだ。以前のチェルシーでは、(オランダ代表FW)ロッベンや(元アイルランド代表MF)ダフを。インテルでは、(マケドニア代表FW)パンデフを。そしてレアル・マドリードでは(アルゼンチン代表MF)ディ・マリアと(ドイツ代表MF)エジルを右サイドで起用したようにね。中央へ切り込むウインガーが好きなんだ。今回のアジアツアーでは(元U-21イングランド代表DF)バートランドを右サイドで起用した。今後も、左利きのウインガーは右サイドでプレーすることになるだろう。」とコメント。
左利きのスペイン代表FWマタを右サイドで起用することを示唆しました。
また、モウリーニョ監督は右利きのウインガーにも触れ、「当然、右利きの選手はその逆となる。だから、左サイドでは、(ベルギー代表MF)アザールや、(ナイジェリア代表FW)モーゼス、(ベルギー代表MF)デ・ブライネといった選手を起用するつもりだ。」とコメント。
右利きのウイングは利き足とは逆の左サイドで起用することを示唆しました。
一方で、スペイン代表FWマタについて、モウリーニョ監督は、「マタはトップ下でも非常に良く機能する。私はマタのポジションを考えている。すばらしいプレーを発揮できるポジションと活躍が)しくなるポジションはどこなのかを。彼がより良いプレーを続けられるようにしたいと思う。」とコメント。
マタをトップ下で起用する可能性も十分あることを示唆しました。
ビラス・ボアス元監督時代は3トップの左、ディ・マッテオ元監督時代はトップ下。
そして、ベニテス前監督時代はトップ下と右サイドでマタはプレーしており、モウリーニョ監督のブルーズでも基本システムになるであろう4-2-3-1の3のどこでも結果を残すことができると思います。
ただ、個人的には4-2-3-1の3は、右にブラジル代表MFラミレス&左はアザール、そしてトップ下はマタがベストな気がします。
そうなるとブラジル代表MFオスカルやデ・ブライネの起用法に悩むところですが、以前のチェルシーでモウリーニョ監督が採用した4-3-3で、3トップの右にマタ&左はアザール、センターハーフにオスカルやデ・ブライネを起用するのも手だと思います。
また、かつてチェルシーを率いたスコラーリ元監督の最近のセレソンのように、4-3-3の中盤をダブルボランチと攻撃的MFで構成し、スコラーリ元監督の最近のセレソン同様攻撃的MFのポジションでオスカルやデ・ブライネを起用するのも手だと思います。