無論真面目にやっている人もいると思いますが、.....
[こんな手口にご用心]
日本では「原価低減活動」は会社の利益のためですが、中国では
個人の財テクとして存在することがあります。
仕入れ担当者レベルだと、値切った分は自分へのご褒美として、
リベートととなります。
時には総経理(社長)がトンネル会社を作り、自動的に懐に入るシステム
にしたりもあります。
Aランクの材料をBランクにすり替えたり、遠隔地の倉庫の商品を
盗まれたことにして売り払ったり。
考えられる方法をいろいろと実践していきます。
大抵の工場の資材置き場は鍵を掛け、信用度の高い係員が常に
チェックするのが一般的。
それでも一度、倉庫の中の物が盗まれたことがありました。
二階の窓から侵入したのですが、特定の材料だけの被害。
新手の仕入れといったところでしょうか。
公安が来たので、どうするかと見ていると、足跡らしきものが着いた
床材を切り取って帰っていき、それっきり。
解決する気は無かったようです。
もっとひどいケースでは、出社したら、事務所のパソコン等が売り
払われていたという笑えない話しも聞いたことがあります。
マナーの問題もそうですが、まだまだ先進国に追いつくには
足りないものが多い中国です。
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