平成十七年八月六日記
今度は雨漏りとの戦いです
台風9号がゆっくりと上海に上陸。
昨晩から暴風域に入り始め、時折強い風雨が叩きつける
ようになってきました。
私の勤める工場は奉賢地区にあり、とても老朽化した
レンガ造りの建物なので、このような状態だと、
数知れない雨漏りが発生します。
部分的には修理をしてきましたが、今回の台風で、
屋根というよりは、日除け程度ということが判明した訳です。
強風でスレート類がバラバラに割れて飛んで行ったり、
看板の文字が落ちたり、大わらわ。
自分の工場ですから今日は泊り込んで様子を見ますが、
とにかくスピードが遅い台風なので、どうなることやら。
上海は台風の通り道では無いと聞いていたのですが......
一夜明けて
上陸後の台風は速度が遅く、6日から7日一杯
吹き荒れました。
日本人から見たら、すさまじく強烈というわけでもありま
せんが、上海の建物は台風、地震に対しては無防備と
いって良く、まるで”ブーフーウー”の世界です。
工場の建物が老朽化していることもあり、資材、
設備をまもらなければなりません。
断続的だった風雨は次第に途切れることがなくなり、
最初は染みてくる程度だった水が、壁、天井から絶え間なく
滝のように落ちてくるようになってきます。
バケツで受けても、すぐに交換しないと間にあわない状態が
夜中の3時ごろまで続き、とうとう.....。
夜明けに確認すると:::::唖然
手抜き工事であることも判明。
7日の昼には何とか水も引き、通常の生産体制に戻れ
ましたが、さ~~て、この始末をどうするか。
総経理がつらそうに「また、金がかかるな~~。」
そうです。我が社は貧乏なのです。
まッ、気を取り直してがんばりましょう!!
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