エリア55レポート 

趣味を追求するオタクな日々

青池保子まつりなのか?読書案内など

2016年08月19日 | その他

昨日青池保子の新刊が出るというツイートが回ってきたので
アマゾンに見に行ったら案の定罠にかかってしまってw
懐かしいね~^^

新刊として紹介されていたのは↓こちら
ケルン市警オド 1 (プリンセスコミックス)
青池保子
秋田書店


これ「修道士ファルコ」のスピンオフなんですねw
「修道士ファルコ」は少しだけ読んだな
ケルンとか出てくるからすごく惹かれる~
というかケルン市警っていうから現代が舞台なんだと思ったら違った(笑)


で、青池沼をうろうろしたらどうしたってエロイカが気になりますよねw
どこまで読んだかな?なんて思いながら既刊を見たら結構新しいのが出ている感じだったので
なか見検索で見てみました
結構憶えているもので31巻に出てくる絨毯屋のお兄ちゃん?達に見覚えありましたw

エロイカより愛をこめて (32) (プリンセスコミックス)
青池 保子
秋田書店

ということで読んでないのはどうやら32巻から先のようで
ポチってしまいましたよwww
しっかりやられましたな^^
ケルトの話題になるらしいのでそこら辺もすごく楽しみです

以前「エロイカより愛をこめて」の解説をお願いされていたので
2年遅れくらいですがちょこっとだけ解説します

登場人物は・・・
主役はエーベルバッハ少佐
でいいですか?
エロイカが看板ですが
実は連載が始まった時には違う主役がいたんですよね~
確か超能力だか天才だかの美少年が主人公だったんですよ
その少年を美術品窃盗団の首領エロイカ”伯爵”とNATOの情報将校のエーベルバッハ少佐が奪い合う
というのが当初のお話だった記憶があるんですが
間違いないですかね?
エロイカは伯爵の名前じゃなくて泥棒としての名前だったっけ?
で伯爵はゲイなので美少年は営利目的ではなく色目的ですね、たぶん・・・古くて忘れた(笑)
だってこのマンガ連載が始まったのって私が中学生のころなんだよ?
初回のストーリーが記憶に残ってる人の方が少ないんじゃないだろうか?
私だって10数年前に読みなして思い出したから今でもうっすら憶えているだけだからね・・・(笑)

というくらい古いマンガです

で、初回では悪役(敵役)だったエーベルバッハ少佐が人気が出てしまったために
主役に昇格したという感じですね
ま、看板のエロイカが主役でもあるんだけど
少佐は脇役あつかいではないよね?

少女マンガとして始まっているので少佐はおかっぱ頭というルックスですが
硬派で武闘派で~という設定です
伯爵は少佐のことが好きなのでを追いかけまわしていて
少佐は伯爵を毛嫌いしてるんだけどなぜか任務で顔を合わせることが多いので
しぶしぶ協力したり追跡したりするドタバタコメディです

このマンガ米ソの冷戦時代に始まっているので
ソ連のスパイとNATOの情報将校が暗躍するお話で
そこに泥棒の伯爵の恋?がからんでくるんだよねw

で驚くべきは東西の壁が崩壊した後に連載が再開されたということです!
ここら辺は生き証人的に歴史の重みを感じてしまうエリア55ですw

冷戦時はソ連のスパイ”白熊””ミーシャ”がNATOの情報将校の”少佐”と西側の退廃の象徴”伯爵”と敵対しましたが
冷戦終結後は敵になったり味方になったりしながらドタバタします
基本的に元ソ連側は敵が多いけど
情報を奪い合うのがCIAになったり協力するのが007もどきのローレンスだったりします

連載が長いので登場人物も多いですがざっと説明します

伯爵
イギリス人 貴族 ゲイ 美術品窃盗団のボス ナルシスト 浪費家
少佐のことが好き 部下Zがお気に入り 美少年なら誰でもいい感じはあるw
モデルはたぶんレッド・ツェッペリンのロバート・プラント(ヴォーカル)

ボーナム君
伯爵の部下でメカニック担当 ゲイ 有能
モデルはたぶんレッド・ツェッペリンのジョン・ボーナム(ドラム)
伯爵の信頼が厚いのはもちろんなんだけど少佐からも信頼されている
部下Aとは仲が良かった気がする
普通に仕事のできる人 たぶんこのマンガの中で一番常人キャラ

ジェームズ君
伯爵の部下で経理担当 ゲイ
モデルはたぶんレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ(ギター)
ツェッペリンのジミー・ペイジはケチだといわれているんですよ
それでだと思うんだけどジェームズ君は筋金入りの吝嗇家です
いつも伯爵の無駄遣いに苦しんでます
伯爵に恋しているので少佐を嫌っているんだけど怖がってもいるし
少佐はジェームズ君が大嫌いだよねw
でも人気があるのでスピンオフで主役やってるよ

他にも伯爵にはいっぱい部下がいたんだけど
話が進むにつれてこの2人しか出なくなりましたね(笑)


エーベルバッハ少佐
NATOの将校 貴族 父が戦車(ルパートだっけ?)乗り 独身 伯爵が大嫌い 几帳面 有能 仕事人間
初恋は修道女 ポテトフライが好物

執事
少佐の執事 名前があったかどうか忘れた^^; スダレ頭が特徴 独身
少佐が子どもの頃から面倒を見てる ボーナム君とは苦労話をする仲

部下A(アー)
少佐の一番有能な部下 小心者 既婚

部下B(ベー)
Aの次に優秀? のんきでAとは正反対の性格

部下G(ゲー)
ゲイ 常に女装 少佐が好き 伯爵も好き
伯爵の色仕掛けで少佐の任務をペラペラ話してしまう ジェームズ君とは底辺で争う残念な仲
新米の部下Zに嫉妬している

部下Z(ツェット)
いつまでたっても新米の部下 真面目 イケメン 伯爵のお気に入り(だからGが嫉妬してる)
スピンオフシリーズがあるくらいの人気キャラ
「ルイス」のハサウェイに似ているという声もあります^^

部長
少佐のボスで犬猿の仲 ゲイ 部下Gがお気に入りだけどGは嫌ってる タイピングは1本指

白熊
ソ連のスパイ、冷戦後はロシアのスパイ
おそらく名前の由来はアイスのしろくまだと思われ・・・

ミーシャ
ソ連のスパイ、冷戦後はロシアのスパイ
モスクワオリンピックのマスコット”小熊のミーシャ”が由来だろうと・・・
外見は007シリーズのスキンヘッドの悪役がモデルではないかと・・・
ググったけど俳優の名前がわからなかった><

ローレンス
英国情報部(SIS?)の人 無能 少佐の邪魔ばかりする 少佐のみならず伯爵も嫌ってる ナルシスト
モデルはアラビアのロレンスだよね?

L
ローレンスのボスだと思う
もちろん007シリーズのMのパロディ いつも出てくるキャラではなかったと思う・・・あまり記憶にないよ

ざっと思い出したキャラクターを列記してみましたw
ドタバタドタバタコメディなので結構楽しく読めますよ^^
伯爵の美術品と歴史のウンチクがためになったりもするしw

う~ん・・・
これだけしか書かないとさっぱり内容が伝わらないですね・・・
困ったな^^;

大雑把な流れとしては
毎回少佐は軍人として極秘任務につくのですが
なぜかいつも泥棒の伯爵がその周りに出没して任務をかく乱します
お互いに足を引っ張り合ったり協力したりしながら友情をはぐく・・・まないお話です(笑)
少佐は伯爵を泥棒として警察に売ると脅し、伯爵は常に少佐にセクハラしながらお話が展開
吝嗇家のジェームズ君がケチったことで起きるアクシデントなんかで話が複雑になっていきます
ミーシャや白熊とは冷戦後には嫌々協力することになったりと
全般的に少佐をいじめて楽しむストーリー展開かな?
おじさんたちのドタバタコメディを中学生のときから読んでたのかと思うと
変な少女時代だったけど楽しかったわw

個々のストーリーはかなり忘れてしまったんだけど
中国人が悪役になるお話では松田優作やキムタクがモデルのキャラクターも出てくるよw

興味のある人は中古なんかで買って読んでみて~
はまる人には面白いよ(万人受けするとは思わないけど)


今ブログ記事を読み直してみたら同じことを何度も書いてますね
すみません^^;






☆読書案内☆
ドイツ史10講 (岩波新書)
坂井 栄八郎
岩波書店


かなり前に買いましたが最近読み始めました
かなりザックリとドイツ史を語っています
ちょっとびっくりしましたが220ページ程度の本なのでしょうがないかも知れません
ということはドイツ史の概要を知りたい方にはいいかもしれません
その前に読んだ(途中)「物語ドイツの歴史」は概念を語っているので理解するのが結構難解
順序としては「ドイツ史10講」を先に読んだ方がわかりやすいと思います
それにしても通史を2冊立て続けに読むとさすがに既視感があって^^;
通史は1年とか間を空けて読むといいかもしれない
それでも通史も書き手がかわると視点も解釈も変わるので何冊か読むと理解は深まるのです
次に読むなら一時代一人物に絞ったものがいいかな~








**コメントありがとうございます
タイコさん
POIの先行配信知らなかったです!
で、見ました~^^
うん!確かに悲壮感たっぷりな始まりでしたね
なんか既視感あるんだけどどこの映画・ドラマでみたんだろう?って気になってるんですが
思い出せません><
はぁ・・・誰にも死んでほしくない!;;







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3 コメント

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最寄りの図書館にありました (タイコ)
2016-08-19 20:20:15
今度借りてみます^_^
以前読み直したい漫画が、あんまり借りられてなかったらしく、リサイクルされてしまい、絶版でブックオフにもなくて悶絶しました><

キャッツアイがエロイカから、トリックとかパクってると友達がえらく怒っていたんですよね。
乱文失礼しました。
返信する
39まで (月青)
2016-08-20 10:11:06
おお、懐かしいって、過去の話ではないんだった。
ウチには39巻まであるけど。
つんどくだけで、読んでない。(^^;)
名前の由来に爆笑!
アハハ。そうかあ、そういうことかと納得でした。

エロイカは、ドリアン・レッド・グローリア伯爵ですって。
そうだ、そんなあらすじでしたね。
うまく流れをつかんでいると思いまする。
ワタシも読み直さないとダメだなあ。
少佐は基本的にウジウジしている人は認めないから、
とてもわかりやすいキャラですよね。
良心がある善意の人には弱いかも。




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遅くなってごめんなさい (morningglory)
2016-08-27 12:30:59
エリアさん、せっかく解説してもらったのに読みに来るのが遅くなってしまってごめんなさい。
エロイカ、登場人物多そうだし、伯爵とかなじみなくてかなりちんぷんかんぷんです。
でも私、勘違いしていました。
エリアさんの解説読んでみると面白そうなストーリーなんですね。
もっと違うものなんだと思ってたので興味出てきました。
んで月青さんも好きなんですね~。
39巻まであるって、今のところ全巻所有しているって事ですもんね。
凄すぎます。
とりあえず3巻までの無料お試し版を読んでみる事にします。
しかももうすぐ期限切れですね。急げ~~。
やっぱり初期の頃と今とじゃ絵も全然違う雰囲気ですかね。
でも読んでみますね~~。
それにしてもスピンオフとかなんて、ファンにとったらたまらないですよね。
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