ドラマ『タイム・アフター・タイム～ H・G・ウェルズの冒険 』見てます

視聴後感想なのでそれなりにネタバレします。ネタバレ拒否の方は読まないでください！









☆タイム・アフター・タイム ～ H・G・ウェルズの冒険☆
小説「タイムマシン」の著者 H・G・ウェルズが実はタイムマシンを完成させていて
19世紀後半の英国から現代のニューヨークに時間旅行をしてきたというお話です

ま、まあ設定的には誰でも考えたくなるネタですね
もうそういうネタで映画化もされてたよね？
今回のドラマが違うのは実は友人が切り裂きジャックでタイムマシンを盗んで逃げ
その友人を追ってウェルズ自身が現代に来るというところですね

シリアルキラー好きとしてはまあ見なきゃあんめえな案件なので見てますw

ドラマの特徴は・・・
切り裂きジャックの友人が結構なお色気キャラなところ？（笑）
イケメンさんなのはもちろんなんだけどシャワー後とかお着替えシーンとか結構脱ぐよ
初回（おそらくパイロット版）ではウェルズも脱ぐし
完全にターゲットを女性に絞り込んでる気がする

追う追われるという関係性だけどバディ物なんだろうな
正統派イケメンのウェルズとチャラ男系の切り裂きジャック
あなたの好みはどっち？的な感じですかね


ドラマの造りとしては・・・
19世紀後半というと男性のファッションはほぼ現代に通用するもので
現代のスーツの原型はほぼ出来上がってるし髪型も今とあまり変わらないので
彼らが昔のファッションのままニューヨークの街を歩いていても
それほど違和感を感じないので
タイムトラベルしてる感は薄かったです

タイムマシンを使って色々な時代に行くことには今のところなっていなくて
これから先もあまり時代的な移動をしないような感じがします

タイムトラベル物で楽しみなコスプレ、カルチャーギャップなどはあまり描かれていないので
タイムトラベル物と言っていいのかどうか怪しい感じもするし
出だしの19世紀部分を知らないと単なる活劇に感じるかもしれないです
（活劇と表現したのはアクション物といえるほどの緊迫したアクションシーンはないから）


オタクとしては・・・
ウェルズが現代の科学技術にそこまで興味を抱かないのにはがっかりしてます
あるあるネタ的に科学技術に夢中になって失敗するとかって描写がもっと欲しいな
数式とかワカランチンな物理のお話とかもっと出てきてほしいですw

笑ったのは・・・
切り裂きジャックがすごいチャラ男で現代に何の苦労もなく溶け込んで
スマホ使いこなしたりクラブでナンパしたりしてるのw

それに対して・・・
真面目で正義感溢れるウェルズがカルチャーギャップで失敗するかと思うと
そこまで失敗しないし
意中の女性ともそこそこ普通に接しててなんだか残念w
もっと貴婦人扱うようにして失敗してほしいんだけど（笑）


今のところ私の贔屓は断然正統派イケメン・ウェルズ君なんですが
（実はこの役はミュッケでいけそうな気がして毎回悔しいような、重ねて楽しんでるような…　笑）
イマイチ魅力が感じられないけど
なんとなく彼にかわいみを感じるようになってきてるので
はまるかなぁ・・・わからないです＾＾；

このドラマ切り裂きジャックのキャラがそこまで冷酷無比で恐ろしい怪物って感じの描かれ方じゃないんですよね
結構人間味があるし、抜けてるところもある
そこまで頭もよくない感じがしちゃってるので恐怖を感じないんですよ
そこら辺がもっと極端になるとハラハラするんじゃないかなって思うんですが
そもそも制作側はヌルイ感じのドラマにするつもりで最初から作ってるのかなって思います


今後の展開が私にとって面白い方向に進んでくれるとうれしいんだけどな・・・

AXN番組HP→こちら

	タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫)
	橋本 槇矩
	岩波書店

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