2020年の平和なはじまりでしたが・・・
この年は試練の年となりました。
いよいよ東京オリンピック
応援の準備はばっちりでした。
まさか延期になってしまうとは夢にも思っていませんでした
そして一番の試練・・・
ラナはこの年の春の定期健診で気になっていた首のしこりを調べてもらったら、
甲状腺がんだと判明
すぐに手術をし成功しましたが
甲状腺がんはとても高い確率で肺に転移するので、
抗がん剤治療をしないと余命は3か月と告げられてしまいました
涙涙の日々で家族とともにたくさん悩みましたが、
治療のためにラナが大嫌いな病院に通い詰めて肉体的にも精神的にも苦しい思いをするくらいなら
余生を愛でいっぱい包んで平和な気持ちで全うして欲しいと、
抗がん剤治療を受けないと覚悟を決めました。
もちろん肺に転移しないという少しの可能性も信じてできることは精一杯やろうと
免疫力を高める手作り食に変更したりと工夫をしたりしました。
幸い手術後は順調に回復し体調も良く、
写真のように退院後もニコニコ過ごしていました
ラナ13歳、そばにいてくれることが当たり前になりすぎていたけど
一緒のこの時間をもっと大切にしよう
と気持ちが引き締まりました。そしてこのブログを再開できたということは、
手術後の定期健診を経て、3年後の今も転移はなく
もうほとんど心配がないという状態になったということです
ラナの体ががんばったのでしょう、運も味方してくれたのでしょう、
奇跡的に今日を迎えています、感謝感謝
甲状腺がんと判明した時はネットで検索しても検索しても
悪い情報ばかりで心が折れそうになりました。
なのでこのような奇跡も起こり得ると
少しでも誰かの希望の光になるといいな～
との思いで記しました。
というわけで、この時は明日はどうなるかわからない状況の中で
ラナとたくさん思い出を作ろう
と積極的におでかけをしました。大好きな長男夫婦とボノくんと、一番心を許している次男と
みんな揃っての海への旅行、楽しかったな～
湖や川へのドライブやアウトレットへもお付き合いしてくれました～。
私が台所で料理をしている時にふと視線を感じて顔をあげると
カウンター越しにリビングのソファからラナがこのように私をじーっとみているのです
照れるわぁ～～
（写真はズームしているので実際は部屋の向こうの方にちょこんといる感じです）
それがかわいくてかわいくて、どれだけ癒されたことか
今も台所仕事の時はソファに寝かせてあげるけど、多分あまり見えてない＆聞こえていない？
それでもこちらをじーっと見るので、
時々大きく手を振って「ここにいるよー！」とアピールしています
