(1)日系の不動産のメリット・デメリット
ロサンゼルスには日系の不動産屋さんがあります。
この中には、自ら不動産を押さえている場合や仲介をしている場合があります。
仲介をする場合には、家賃や契約条件の相場について教えてくれたり、公共料金の支払い口座の設定などのフォローや、近所のスーパーがどこにあるのか、地域の安全性についてある程度教えてくれるほか、契約後も契約先に英語での調整をお願いすることができます。
私は自分が不在時にトラブルがあった場合の対応も考えて契約しました。家賃の1か月分を手数料として支払いました。
ただ、その後、家主である不動産会社の管理があまり行き届いておらず、自分が住んでいるアパートで度重なる空き巣が入っていたことが発覚しました。
そこで相談したところ、「空き巣は入るのが当たり前」というスタンスで、家主との関係で強く交渉してくれるわけではなかった、あるいは、不動産会社がまともに対応しなかった、という状況がありました。アメリカのサービス業の中では、不動産会社は必ずしもよい評判を聞きませんので、よく考えておいたほうが良いと思います。
(2)米系の不動産ネットZillow
アメリカでは、通常、Zillowという不動産取引のウェブサイトがあり、このサイトで地域や価格を知っておく方が多いように思います。
このサイトでは写真が非常に多く掲載されているほか、Zillowとしての不動産価格が表示され、家主側の価格と比較できるほか、家主側で提示している賃料の推移まで見ることができ、非常に興味深いサイトです。
ロサンゼルスは、ニューヨークやサンフランシスコほどではないにせよ、不動産価格が高く、法人の不動産会社と契約する場合には、契約期間は最大1年で、毎年の物価上昇を踏まえて、契約更新時には大幅に引き上げられることが多いです。賃料の引き上げを防ぐためには、いつも1年で引越しをすることを想定していなければなりません。日本の賃借人がいかに守られていることを実感します。
このため、Zillowを定点監視している人も多いと聞きます。
(3)ロサンゼルス犯罪マップ
地域の安全については、ロサンゼルス市警が提供する犯罪マップを御利用されることをおすすめします。
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