リーフレット ダンス / 近藤文子

~踊りと絵画と写真~

『リーフレット・ダンス Vol.3』 奥井理ギャラリー 6月11日(土) 6月12日(日)

2011年04月25日 | リーフレット・ダンス(バレエ)
『リーフレット・ダンス Vol.3』 奥井理ギャラリー 6月11日(土) 6月12日(日)




ベートーヴェンが最晩年に作曲した『弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131』 全楽章を踊ります。
11日と12日の両日、同じプログラムとなります。
私としましては、かなりの挑戦となります。通常休み無く演奏されますが、いくつかに区切って踊る事をご了承下さい。
また、レコードをかけて踊ります。素晴らしい演奏と音をお楽しみ下さい。

この曲が持つ光と影の交替と、感情や物語性を排し、敢然と真実に立ち向かった深いロマン性を踊りで表現したいと思います。

さらに、奥井理さんの絵について、私なりに考察する事をお話したいと思います。

終演後、ささやかではありますが、コーヒーを用意致します。皆様とゆっくりお話が出来れば嬉しいです。
奥井理さんの優しさが息づくギャラリーで、当日お会い出来る事を楽しみにしています。



-日時-
 6月11日(土)と 6月12日(日) (同プログラム)
  開場 13:30~ 
  開演 14:00~ (1時間30分程度で休憩無し)
  終演後 コーヒーブレイク

-場所- 
 奥井理ギャラリー
 札幌市中央区旭ヶ丘5丁目6-61 TEL.FAX  011-521-3540

-料金-
 大人 2,000円(コーヒー付き)
 学生 1,000円(コーヒー付き)


-ご予約-
 両日(11日、12日)の定員:50名程度

 お電話にて 奥井理ギャラリーまで 
  TEL 011-521-3540 (月曜日定休)AM 10:00~PM 6:00

 ゆったり観て頂く為、各日、50名程度に致します。
 先着順となりますので、早めのご予約をお願い致します。

-協力スタッフ-
 
 photograher 栗林弘行
 lighting designer 笹森明彦
 record recommender 平川寛ニ クラシックレコード専門店『エコーズ

 sound manager 中村高庸
 stage manager 田辺朝子
 dress designer 遠藤千歌 chika


-お願い-
 公演中の写真撮影、及び録画・録音を固く禁じます。そのような行為が見受けられた場合、退場して頂く事があります。何卒ご理解下さい。(シャッター音などの雑音により、他のお客様のご迷惑となります。)

 




ジャン・フランソワ・ミレー「春」(1863~1873年)

2011年04月14日 | 雑記
-私の大好きな絵コレクション-


ミレーの最期の絵




ジャン・フランソワ・ミレー「春」(1863~1873年)
Millet, Jean Francois "Spring"
パリ、オルセー美術館蔵

雨が上がり、射し込む日が虹をつくっています。去りつつある暗雲の向こうには青空がのぞいています。

農民を描いたミレー(1814~1875年)にしては珍しい風景画・・・と思いきや、そこにはしっかりと人間の営みが刻まれています。目の前の道をたどると人の姿があります。また風景は自然そのものではなく、人の手によって耕された畑です。光が照らしているのも、画中の人物がこれから作業すると思われる場所です。

天からの光は神の祝福であるとともに、ミレーのそれでもあるのでしょう。
照る日もあれば曇る日もあります、嵐も来るかもしれません。絵を見ている私も豊かな実りを祈らずにはいられません。

『GOLDEN マーケット in つどーむ』 4月23日(土)24日(日)

2011年04月12日 | リーフレット・ダンス(バレエ)
『GOLDEN マーケット in つどーむ』vol.28


このイベントに初参加いたします。
沢山の出演者の方々がいますので、
1日楽しめるイベントになると思います。

私自身、かなり不安もあります。
この場の雰囲気になじめないのでは。。。
場のテンションを落としてしまうのでは。。。

しかし、いつもの私で踊りたいと思います。
どうぞ、このイベントに足を運んで頂ければと思います。


『リーフレット・ダンス in つどーむ』

●プログラム●

  *シューベルト作曲 『エレンの歌第3番』作品52-6(D.839)
  *ベートーヴェン作曲 『弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調』Op.131 第7楽章



-主催-
 テレビ北海道 TVh

-日時-
 2011年4月23日(土)、24日(日)/10:00-17:00

-会場-
札幌コミュニティドーム『つどーむ』
(札幌市東区栄町885番地1/地下鉄東豊線「栄町」駅より徒歩約10分)

-入場料-
 500円(税込)※小学生以上有料

-24時間テレホンサービス-
 011-232-1161


●『エレンの歌第3番』作品52-6(D.839)

 『アヴェ・マリア』と親しまれているシューベルト最晩年の歌曲です。

エレンは父親とともに、城主である王の仇討ちから逃れるために、洞穴に身を隠しています。
見つかると殺されると言う状況の中、エレンが聖母マリアに助けを求めた祈りの歌です。
とても美しい旋律ですが、死に直面しながら歌うエレンの心情を思うと、
エレンの美しさと強さを感じます。
美しさだけではない、緊迫した強さを踊りから感じて頂けたら嬉しいです。


●『弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調』第1楽章と第7楽章

この曲が持つ光と影の交替と、感情や物語性を排し、敢然と真実に立ち向かった深い浪漫性を少しでも踊りで伝える事が出来ましたら、こんなに嬉しい事はありません。


ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
   1770年12月16日生
   1827年3月26日 56歳にて逝去

弦楽四重奏第14番嬰は短調 作品131
1826年10月完成 (死後に発表)

ベートーヴェンと言えば、生まれながらに拳を振り上げ、悲惨な境遇(耳が聞こえない等)をものともせず、すべて独力であれほどの偉業を成し遂げた超人的な天才と思われがちです。
代表作『交響曲第九番』は1815年から1824年と約10年の歳月を費やし大成功を収めました。その後、54歳から55歳に作曲された最後の作品である弦楽四重奏は難解とされています。
しかし、彼の音楽を聞くと、そこには力強さから優雅さまで、また、断固たる決意から限りない悲哀に至るまで、驚くべき多彩さと深さがあります。
これらは単に、人生を力ずくで生き抜いた人の音楽では決して無いと思います。深い悲しみや孤独を知っていたからこそ、より自由に表現出来る音楽へ没頭していったのだと思います。

ベートーヴェンが生きていた歴史を考えると当時、疫病や言論に対しての
弾圧 、戦争など死と隣り合わせでした。
ベートーヴェンは、『体制への不満(不安)=人生への不満(不安)』
をとても感じていたと思います。

不満は希望・憧れの表れです。すなわちロマンです。




『チャリティーライブ in ギャラリー茶廊法邑』 4月17日(日)18:00より

2011年04月05日 | コラボライブ
『チャリティーライブ in ギャラリー茶廊法邑』



私にとって 初めてのコラボレーションライブとなり、
本当にどうなるのか、自分でも楽しみにしています。

さらに、初めてのコラボレーションライブのチケット代が
義捐金として被災者の方々のためになるのであれば、
こんなに嬉しい事はありません。

今まで、クラッシック音楽でしか踊った事がありません。
初めて『シャンソン』で踊る事となります。
本当に私にとって、初めて尽くしのライブとなります。

今回をきっかけに、シャンソンを聴き、
そのリズムに惹きつけられました。
今までの踊り方を忘れ、
今までとは違った私として、
シャンソンに溶け込むように踊りたいと思います。

3月12日の公演のために用意していました黒の衣装を
こんなに早く着れる事になり、
地震により中止された公演の何かの縁かな?とも思いました。
シャンソンの衣装として作ったのではありませんが、
これも不思議ですが、シャンソンにぴったりの衣装だと思います。

私にとっては、偶然の、そして、初めてのライブですが、
是非、足を運んで頂けたらと思います。


-開催日時-

2011年4月17日(日) 18:00~20:00

-会場-

ギャラリー茶廊法邑  アクセス


-出演者-

・シャンソン 今平光子 
・サックス  伊藤元直 
・キーボード 内田聡子 
・創作ダンス 近藤文子 

-料金-

お一人様:2,000円

・全額が被災者へ寄付されます。
・お申し込み・・電話かファクスで、お名前、人数、ご連絡先をお伝え下さい。

-主催-

法邑芸術文化振興会
・札幌市東区本町1-1-8-27  
・電話・ファクス011-785-3607