c'est joli ここちよく たのしく すこやかに・・・

庭で育てた草花と描く情景画
les couleur
高折みゆき

反田恭平さんのピアノリサイタルへ

2023年07月21日 13時53分49秒 | 日々 diary


まっすぐに
大地にふりそそぐ
つよい光

あおい空に
まっ白い雲

その雲の輪郭がくっきり
ぱっきりしていて
思わず、ペンでなぞりたくなるような
そんな暑い日

東海地方も、梅雨明け・・・
例年通りのタイミングだそうですが・・・
なんだか長い梅雨だったと感じるほどに、
これまでの・・・しとしと・・・といった
梅雨というも、ざざざざっとたたきつけるような、
大雨と、被害が印象に残ったせいか・・・
なんだかとてもとても長い季節に感じました

梅雨はやっと終わったのかもしれませんが、
夏本番で、これから・・・本格的な暑さがつづきそうなので、
どうか、くれぐれもご自愛くださいね
身体が疲弊すると、どうしても心も疲弊しますので、
もちろん逆もあるので、心身ともに、いつもよりもしっかりとケアされますように

さて、先日
7月17日に愛知県芸術劇場のコンサートホールで開催されました
反田恭平さんのピアノリサイタルへ伺いました
ずっと聴きたいと思いながら、チケットが取れなかったり
予定が合わなかったりで・・・ほぼ半年ぶりでした・・・

久しぶりに聴いたせいなのか・・・
ほんとうに感動して、一部の2曲目から・・・
ずっと涙がでていました

これまでも、いつも感動していたのですが、なぜか、今回さらに感動していて、
それは、久しぶりというばかりでなく、やはり反田恭平さんという
演奏家が、この1年近くのなかで、さらに大きく変化されたということが
感じられるような・・・
光を感じるうつくしい・・・
そしてとても力つよい・・・
素晴らしい演奏でした

二部は、ショパン・・・いつ聞いても心が洗われるようですが
ここ最近、CDばかり聴いていたので、生演奏の深さに、心から感動しました

やはり、生での演奏は、伝わるものが違いますね

アンコールは、3曲・・・・
鳴りやまない拍手・・・
止まらない涙・・・
わたしだけかなって思っていたら、
隣の人も
周囲の人も、
会場中で、泣かれている人・・・多かった! ほんとうに・・・
ちょっとびっくりするくらい・・・

なんだかいいですよね・・・
こうした時間・・・
演奏の力もありますが、人が感動していて
なんだか人と人が、心でつながって、1つになっていくようで
会場全体が輝いているようでした

こうした時間や空間を感じたくて、なかなかチケットの取れない反田さんばかりでなく、もっといろいろな演奏会に行きたいところです

ただ、今回はたまたま来週の岐阜のコンサートのチケットも取れたので、伺う予定です
今から、とても楽しみです

暑い陽の光に負けないで
どうか心の中の陽の光も
きらきらと輝く日々になりますように!
どうか、すこやかで笑顔の日々を過ごされますように!








丸善日本橋店での展覧会が無事に終了しました

2023年07月08日 18時14分22秒 | 展覧会のお知らせ exhibition


まぶしいほどの強い光につつまれる日もあれば

お陽さまの存在をわすれてしまうかのような
厚い雲に覆われてしまう日もあって

お天気の気まぐれを感じずにはいられない
梅雨時のこの季節・・・

皆さまお変わりなく、笑顔でお過ごしでしょうか

6月28日~7月4日まで開催させていただきました
丸善日本橋店での展覧会が、お陰様で、無事に終了しました

ロッジでの展覧会から、開催まで日数が少ないこともあって、
ほんとうに忙しくて、作品もあまりなくて、不安でしかたなかった展覧会

はじまる前にこれほど不安を感じることは、ここ最近なかったのですが、
今年はいろいろなことが重なってナーバスにならざるを得ない・・・
大丈夫・・・よくやっている・・・
なるようになるよ・・・
そんなふうに自己受容するほどでした💦

でも、お陰様で無事に終わって、ほんとうによかったです
たくさんの方々の出会いに恵まれて、あたたかな想いにふれて
あらためて、ご縁のありがたみを感じさせていただくことができました

天候の不安定ななかで、足を運んでくださった方々ほんとうにありがとうございました

ご縁をいただいて、作品を迎え入れてくださった方々
あらためて、お礼申し上げます

導きのようなご縁で出会ったお客様方々もあり
今回の展覧会を通じて、もう精一杯の努力を重ねたら、あとは導きを信じて
委ねることの大切さも、あらためて実感することができたようにも思います
自分の力など、あらためて小さいもので、なにか大きな導きが
やはり確かに存在するのかもしれないなって、思わざるを得ない出会い・・・

どんなお仕事も不安も悩みもつきものですが、この仕事も、やはり隣り合わせです
でも、あまりにそちらに気持ちを向けていたら、
この先、長く続けることなんて、できないなっという思いもあり、
もっとゆったりと
自分の仕事や、自分の人生をもう少し信頼しても良いのかもしれないなって
教えられたような会期だった気持ちがしています

はじまる前の不安の日々から
そんな風に思えるように、無事に会期を終えることができたのは、
お客様と言うあたたかな存在や、スタッフの皆さんのおかげです
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます

この会期中に誕生日を迎えて、1つ年齢を重ねました
写真をあらためて見ると、我ながら、年を取ったなぁって思います
それでも、年齢を重ねるごとに、よい笑顔で、よい顔になっていけたら・・・
そんな風に思います


上半期の展覧会は、お陰様で、無事に終了しました
下半期は、今年は、ロッジでの展覧会になります
また、下半期の展覧会のことは、あらためてご連絡させていただきます

3カ月程の期間があるので、ほんの少し、心が落ち着きました
これまで駆け抜けるように、そして擦り切れるかのような3年半を過ごしたので、
リセットとリフレッシュが必要な気がしています
未来のあたらしい物語を、思い描くには、そんな時間がいまはとても必要に感じています
そのためにも、久しぶりにどこかに旅にも行きたいなって思います😊
海外もよいですが、日本のうつくしい場所を訪れたい気持ちです
北海道のうつくしい湖とかもよさそうですよね・・・


皆さんも、上半期ほんとうにお疲れさまでしたっ!

下半期にむけて、この時期、心も身体もしっかりとメンテナンスして、
どうか笑顔で、1年を過ごせるように、大切に過ごされますように!
それぞれの人生が、その人らしく、きらきらと輝くことを、
お腹の底から願っています!

2023年という1年の終わり・・・
2023年12月31日の1年の終わりの日・・・
1年という365日を振り返って
皆さんが、心のなかでも、
いや、実際にでも
思いっきり
飛び上がったり・・・
ガッツポーズできるような日になることを
心から楽しみにしています😊


きょうも
明日も
いまという瞬間をたいせつに
ひとつひとつ重ねて
素敵な人生の物語を描かれますように
わたしもそんな風に過ごせるように
歩んでいきます


写真は、会期中に誕生日を迎えたこともあって、サプライズで贈りものや素敵な時間をプレゼントしていただきました
自分では、なかなかこんな時間をプレゼントしていなかったので、
こんな時間、久しく過ごしていなかったので、心とカラダに響きました
あたたかな心を寄せてくださり、ありがとうございます













展覧会のお知らせ 丸善日本橋店

2023年06月15日 11時52分31秒 | 展覧会のお知らせ exhibition



ゆらゆら

ゆらゆらと

やわらかな
薄くぼんやりとした光

梅雨時の朝には、
眩しくて光あふれる気持ちよい朝陽というよりも

厚い雲のむこうから
かすかに届く朝陽からはじまります

こんな季節には、なんだか体調がすっきりしなかったり、
今年の折り返しと言うこともあってか、
半年間がんばってきた、隠れていた疲れが、表にでやすい季節かもしれません

どうかいつもよりもご自身をしっかりと労わって
あたらしくはじまる、光いっぱいの夏の季節への小休止期間として
ご自愛くださいね

そして、お天気に恵まれた光いっぱいの日には
お陽さまの恵みをいっぱいに感じられたら素敵ですね

さて、なかなかブログを更新できなくって、ごめんなさい

ここ数年、わたし自身だったり、周りだったり、いろいろなことが重なって
慌ただしい日々・・・ときには、毎日を・・・日々をこなすだけでも精一杯という日々が続いたりしていました

そんななかで、心も身体も笑顔でいられるのは、じつはすごく尊いことで、ありがたいことなのだと
あらためて、とても感謝しています

そして、そんな中でも、こうして作品作りを・・・そして、展覧会をさせていただくことができたのも、
これまで出会ったたくさんの方々のあたたかな想いに支えられていたのだと、心から感じています
ほんとうに、ありがとうございます


そして、気がつくと、作家活動、展覧会活動も、早いもので、もう20年が経過しています
会社時代には、まさかこんなに長く活動できるなんて、ほんとうに思ってもいませんでした
あと何年続けられるかは、わたしも想いももちろんあるかと思いますが、
やはりこうした仕事は、自分一人の力ではどうにもならないことも多くて、
やはり、天の配剤なのかもしれません

それでも、あと10年、12年続けることができたら・・・そんな風に思うようになりました
10年とか、12年とかというのは、わたしにとっては不思議と、大きなサイクルの1つの期間だと感じています
そう考えると、あたらしいサイクルがはじまるという意味では、今年から来年にかけては、あたらしい始まりのように感じています

あたらしい気持ちで、スタートラインに立った気持ちで、また作品つくりをしていけたらと思っています

コロナで止まってしまっていた旅も来年には、再スタートを切りたいなって思っています



さて、今日は、春の八ヶ岳高原ロッジにつづいて、今年2回目の展覧会のお知らせをさせていただきます

丸善日本橋店での展覧会・・・じつは、今年8回目になります
長くご縁をいただけたのも、たくさんの方々のご縁があったからだと思います

スタッフの方々とのお付き合いも長くなり、少しずつ打ち解けていけました
ロッジにつづいて、大切な会場です


今年は、六本木での展覧会は予定はなくて、その関係で、関東方面での展覧会は
この丸善さんでの展覧会のみとなりますので、関東方面の方々に、お目にかかれること、
ほんとうに、楽しみにしております

1週間と言う短い会期ですが、どうか、この展覧会で、きっと笑顔にお目にかかれますこと、
ほんとうに楽しみにしております




あたらしい季節・・・
そして光あふれる季節・・・
そして、今年の折り返しのタイミング・・・
そんな時期に開く展覧会なので、
気持ちを新たに、ご自分の気持ちを大切に、笑顔でいられるように、
幸せいろの日々を過ごしていただけるようなきっかけになるような
展覧会になればと思っています


皆さんの笑顔にお目にかかれますこと 楽しみにしております。


作品とともに、幸せいろの時間をお過ごしいただけたらなによりです。



○ 展覧会タイトル:

- 希望の光につつまれて -

高折みゆき展 ~庭で育てた草花の花びらで描いた情景画~


○ 日程:
2023年6月28日(水)~7月4日(火) *最終日は15時閉場
最終日は、15時閉場となりましたので、ご注意いただけたら幸いです。


○ 場所:
丸善 日本橋店 3階 特設会場


○ DM文章より:
自然からの大切な贈りものである草花や葉をコラージュし、
ヨーロッパのうつくしい水景色や花景色などを描きました。
陽の光にあふれるこの季節、幸せと笑顔をもたらしてくれますように・・・
そんな願いが込められた作品たちに、ぜひ会いにいらしてください。
作品とともに、やさしい笑顔あふれる時間をお過ごしいただけたらなによりです。


○作家在廊日:  6月28日~7月4日 期間中毎日在廊いたします。

○作家在廊時間: 10:30頃~19:30頃を予定しております。 

こちらの会場でしかお目にかかれない方もたくさんいらっしゃるので、できるだけ長い時間、上記よりも遅い時間まで在廊できたらと思っていますが、19:30頃には帰るかと思います。

1年ぶりだったり、そして久しぶりだったり・・・
皆さんの笑顔に、お目にかかれることを、楽しみにしています。


○作家ウェブサイト: http://miyukitakaori.com/

○作家インスタグラム: @miyukitakaori(まだ始めたばかりなので、これから少しずつ充実させていきます)


きょうという世界でたったひとつの1日

ご縁があって出会うことのできた

たくさんの人

たくさんのできごと・・・

すべてには、きっと意味があって

笑顔になる日も、雨が降る日もあっても

いつの日か、きっと虹にあらわれる

そんな風に、自分にも、たいせつな人にも

やさしく伝えてあげられるような

笑顔にあふれた1日となりますように!

素敵な1日をお過ごしください!











展覧会のご案内 風の色を感じて・・・風光る季節に @八ヶ岳高原ロッジ

2023年04月19日 13時41分51秒 | 展覧会のお知らせ exhibition


やわらかで

はかなげで

光が透けてみえるかのように

ちいさなちいさな

葉っぱ

やさしい緑

桜の季節が終わって
なんだか少し寂しく感じていた
木々に
生まれたての
緑が顔をだして
生命の輝きを感じる季節がはじまりました!

すごぉく長くブログをお休みしていて、

やっと今年の活動が本格的に始まりますので、

そのご案内を兼ねて、久しぶりにブログを書きます

今回は、今月末から開催致します

八ヶ岳高原ロッジでの展覧会のご案内です。

春の展覧会は、今年で10年目です

たくさんの
たくさんの
あたたかな出会いや
ご縁に支えられて
気がつけば10年・・・
わたしにとって、掛け替えのない会場です

年2回お世話になっているこの会場
わたしにとって、なんだかもうひとつのたいせつなホームのように感じています
働いているスタッフの皆さんも、なんだかファミリー的な雰囲気を感じるほど・・・

それに、なによりもお客様方も・・・
ほんとうに、たいせつな存在で、笑顔を思い出すと元気になります。


いろいろな出会いに支えていただいて、10年・・・
これまでのたくさんの感謝と想いを込めて
展覧会をさせていただきます

ぜひ、皆さんの笑顔に、すこやかな笑顔に
お目にかかれますこと、心より楽しみにしております

きっといらしてください

〇展覧会会期
2023年4月28日(金曜日)夕方(展示終了次第)~5月30日(火曜日)10時頃閉場

*4月28日に展示を致しますので、ご覧いただけるのは、夕方頃になるかと思います。


〇展覧会会場
八ヶ岳高原ロッジ
〒384-1302 長野県南佐久郡南牧村八ヶ岳高原海の口自然郷
TEL:0267-98-2131 http://www.yatsugatake.co.jp

〇作家在廊日:  GWは、ずっと在廊予定です。
会期中毎週金曜日(午後3時頃)~日曜日
変更の可能性があるので、会場へご確認いただけましたら幸いです。

〇作家ウェブサイト: http://miyukitakaori.com/

〇インスタグラム: @miyukitakaori 

〇DM作品: 希望の光につつまれて

〇DM文章から

あたらしい光のなかで、

生まれたばかりのやわらかな緑が、

きらきらと輝き、そして、空も大地も祝福されたように、

希望に満ちた季節がはじまります。

旅先で出会うことのできたうつくしい景色の数々を、草花や葉で

一片ひとひら大切に描きました。

高原の風がきらきらと輝くこの季節、

草花の息吹あふれる作品と共に、

笑顔に満ちた穏やかな時間を、ぜひご一緒にお過ごしいただけたらうれしいです。




あたらしいはじまりに 

2023年04月19日 11時53分17秒 | 日々 diary


とても私的なことなのですが、

ここ最近、わたしにとって、とても大切な方々が相次いで

旅立たれました

お一人は

先日トヨタ自動車の名誉会長をされていらっしゃった豊田章一郎名誉会長。

もうずいぶん前のことになりますが、名誉会長は、トヨタ自動車関連の研究所で勤務させていただいていた折、

その研究所の代表をされていらっしゃった関係で、当時わたしは秘書業務をさせていただいていたこともあり、8年間ほど、月に数回程度、お仕事でご一緒させていただいていました

と言っても、取締役会、株主総会、研究会などの他は、いらっしゃった際のお出迎えや、お見送り、そして来客の応対時のお茶出しなどがほとんどでしたし、本社の秘書の方々が同行されますので、直接お話する機会は、たくさんではなかったのですが、
それでも、年数を重ねていくにつれて、お見送りや、お出迎え後の短い時間のなかで、雑談をしてくださる機会もあり、その際にとても緊張しながらも、率直にお話してくださるご様子が、とてもうれしく・・・励みになっていたことが、懐かしく思い出されます

一度、お出迎えの際に、
エレベーター内の花瓶の花が枯れてしまっていたことがありました

わたしの担当ではなかったこともあって、ついうっかりチェックを忘れてしまい、
そのままご一緒にエレベーターに乗った際に、
花が枯れていることに気がついたので、もう後は祈るのみ・・・
どうか気づかれませんようにと、心から願っていたのですが・・・
やはり、気づかれてしまって・・・
直接口頭での注意こそされませんでしたが、花瓶とわたしの顔をじっと交互にみられたので、
申し訳ありません! 担当でなかったので、チェックし忘れました
とは、絶対に口に出せないので、心の中で呟いていましたが、
なぜか、視線のみで、担当であろうがなかろうが、あなたは、これで良いと思っているのですか
あなたは、これを見て、どう思うのですか
と、問われたような気がして‥
お帰りの際までに間に合うように、慌てて、花屋さんに走ったことが思い出されます

いつもとてもとてもお忙しくされていらっしゃり、スケジュールの調整をしていただくことも大変でしたが、そんななかでも、常に細部にまで気を配られ、ちゃんと見届けてくださる方だという印象がありました。

発言に嘘がなくて、率直に意見を述べられますが、裏表がなく、心と言葉が一致されていらっしゃるので
なぜかとても安心できる存在でいらっしゃいました

失敗することもありましたが、それでも、美味しくお茶が入れられた気がするなって思う時には、
ちゃんと頷いてくださったり、お帰りの際に、お見送りさせていただくと、お車の窓ガラスを開けて、会釈してくださることもあって、そんな時には、きっといろいろちゃんとできていたのだろうと思って、勝手にうれしくなっていたものでした。

とても厳しい面をもたれていらっしゃると同時に、若手のスタッフや、研究者にも気さくに話しかけてくださったり、時には言葉で、時には態度で、あたたかく導いてくださった方でした。

印象的なことは、たくさん思い出されますが、万博でロボット演奏が行われた際に、お客様から拍手が起きた際に、
ご自分のことのように、とてもうれしそうに笑っていらっしゃったお顔が、とても印象的でした
万博を通して、きっとたくさんの方々の喜びに繋がったことが、うれしく感じられたご様子が、
とても印象的で、心があつくなったことがありました

そして、生涯、エンジニアとしての一面をもたれていらっしゃったのだと思います
だからこそ、おいくつになられても、現地現物、そして好奇心旺盛で、直接お会いして、直接ご自分の目で確かめる‥
若手の技術者や、研究者の方とお話されるのも、とてもお好きだったように思います

話される内容も、難しい内容でなく、とてもシンプルで、わかりやすく、とても筋が通っていて、
社会のためになるのか
人のため、そして人類のため‥
世の中にどのような影響をもたらすのか、
常にそのようなお心をお持ちで、どこかあたたかさを感じる方でした

時には厳しい一面もあられましたが、その後、こっそり笑っていらっしゃる姿を拝見して、
不謹慎かと思いますが、章一郎さんは、ほんとうに憎めない方だなぁと、思ったものでした

その後、離職し、現在の作家活動に入ったのですが、数年後に、展覧会場で、わたしの作品をご覧いただく機会に2度ほど恵まれ、そのことが、今思い出しても、ほんとうにうれしく、貴重な機会をいただけて、ほんとうに良かったなって思っています

お礼状を書いた後に、もう一度奥様とご一緒に、作品を拝見していただく機会に恵まれ、
ほんとうにありがたかったですし、うれしかったことが思い出されます

ただ、お約束させていただいたことは、今となってはもう叶わず、残念でなりません‥

この国の自動車業界だけでなく、この国を支えてくださった大きな柱のような存在の方と、
ご縁をいただき、短い時間でも、ご一緒できたこと、お考えに触れる機会をいただけたこと、心から感謝しています。

これからも、きっと見守ってくださると信じています

名誉会長
おつかれ様でした
長い年月にわたって、ほんとうにありがとうございました
ほんとうにお疲れさまでした

そして、ご生前にはきっと叶うことのなかった親子ご一緒での故郷へのドライブが
叶わられて、ほんとうによかったです
お立場上、なにかとご制限のあられるご生涯だったと思われますが、
ほんとうに長い年月にわたって、ありがとうございました

今となっては、あの時書かせていただいたお約束が果たせず、残念でなりませんが
きっといつかご報告させていただきたいと思います

どうかご冥福を、心からお祈り申し上げます
そして、今度は、天から見守って導いてくださることを、信じております


そして、もう一人は、坂本龍一さん・・・

自分の意志で、行った最初のコンサートは、坂本龍一さんのコンサートでした

はじめて聴いたときに、なんだかわかないけど、とても惹かれて

すごくすごく好きになって、担当されていたラジオ番組 サウンドストリーム?だったかな・・・

子供にしたら、夜更かしの時間だったように思いますが、ずっと聴いていました

そんな頃から、環境のことも話題にされていらっしゃり、世界のこと、戦争のことなども
話されていらっしゃったように思います

子供時代から、ここ最近まで、わたしのなかに、すごく大きな影響を与えてくれたアーティストの方でした

ずっと好きで、その活動内容にもいつも刺激を受けた方でした

晩年・・・ご病気との闘いのなかにおいても、その信念は変わらず、音楽活動も社会活動もずっと継続され、
さらに研ぎ澄まされていくかのような音楽に
感動せずには、いられませんでした

もっともっと長く、居て欲しかった・・・

でも、ほんとうに、お辛かったと思います
最後のライブなどは、痛々しくて、見ていられなかった
ほんとうにお疲れさまでした

ご冥福を、心からお祈り申し上げます。
そして、今度は、天から見守って導いてくださいますように

ひとつの時代が終わったように感じるお二人の旅立ち・・・
きっとあたらしいなにかが始まろうとしているのだと思います

とても残念なことですが、それでも、きっとあたらしい時代に向けて、たくさんのメッセージを残してくださったと信じています

感謝と哀悼の意を込めて