太陽が傾きはじめ、人影がなくなるころ・・・海の中では、昼と夜の生物が入れ替わる時間がやってきます。「ナイトダイビングでは昼間に見れない貴重な生物が見れる」「神秘的なダイビングができる」と言われています。 一度はしてみたいナイトダイビングですが、タイミングが合わなかったり、ちょっと怖い・・・と躊躇しているダイバーの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さあこれからナイトダイビングの始まりです
1.ナイトダイビングの魅力
ナイトダイビングには様々な魅力があります。
★魅力その1
日中には見れないような生物が見れます。特に蝦や蟹などの甲殻類や、日中は砂の中にいるウミウシやハナイカやタコの仲間まで、昼間はどこにいたの? と思うぐらい次々に登場してきます。
★魅力その2
生物がじっくりと見れます。 日中は近くに寄れなかった魚が、目と鼻の先で寝ていたり、ライトを近づけても逃げなかったりと、生物観察にはうってつけです。
★魅力その3
夜ならではのおもしろい行動が見れます。詳しく書いてしまうと、楽しみが減ってしまうので実際に見ていただきたいのですが、思わず笑ってしまうような生物のユーモラスな生態に出会えます。
★魅力その4
ナイトダイビングにはとてもうれしいおまけもついてきます。「地平線に沈む真っ赤な夕日」「エクジット後に見上げる月」「ボートダイビングであれば帰港時の那覇の見事な夜景」どれも、日常では感じられないすばらしいひと時です。
★魅力その5
たくさん潜れる・・・というのもナイトダイビングの魅力ではないでしょうか? せっかくの沖縄でのダイビング、たくさん潜りたい・・・とお考えの方にはうってつけですね。
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日中には見れないイカやタコ、その生態を楽しめます
2.暗いのが怖い?
「ナイトダイビングの経験がないので不安です・・・」
「夜の海が怖い・・・」
「暗いのが苦手・・・・」
初めてのナイトダイビングは不安ですよね。 そこで、実際のナイトダイビングはどのように行われているのか? それを知ることによって不安が少し解消されるかもしれません。
日没後、まだ水中が薄暗い状態からダイビングを開始します。こうすることにより、エントリー時の恐怖心が和らぎます。 ダイビング中に次第に水中が暗くなり、エクジット時には真っ暗な状態になりますが、ダイバーのライトがあるため、暗さに対する恐怖心はなくなります。(サンゴの産卵ダイブなどの場合、暗くなってからエントリーすることもございます。)
エントリーエクジットにはロープを利用し(ビーチダイビングの場合は斜面を利用)水中での行動範囲は日中のダイビングに比べて極端に狭くなります。 あまり移動しない範囲でじっくりと生物観察をするのがナイトダイビングのスタイルとなります。 また、バディやガイドのライトがすぐ近くに見えるため、迷子になる恐怖心もほとんどありません。
暗い海への恐怖心、真っ暗で大丈夫? といった不安は、一度ナイトダイビングを経験すればなくなります。月の明かりで水中が以外に明るかったり、他のダイバーのライトの明かりが心強かったり、生物観察に夢中で時間があっというまに過ぎてしまった・・・という方がほとんどです。
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エビやカニがたくさん見れます。 写真中はイソギンチャクを背負ったヤドカリ
3.ナイトダイブ特有の技術
ナイトダイビングは怖くないという一方、覚えておかなければならないナイトダイビング特有の技術もあります。 ライトの使い方、装備、水中でのコミュニケーション等のスキルが必要になるでしょう。 ガイドに残圧をハンドシグナルで伝えるにはどうするか? 日中であればガイドから見えた指先も、夜では見えません。 オーケーサインでさえ、ガイドには伝えようがないのです。 このようなナイト特有のスキルは、ダイビング前に習得しておく必要があります。 リベルテではナイトダイビングが初めてのお客様にレクチャーを行っております(3150円)。このレクチャーはPADIのナイトダイバーコースの1本目としてカウントすることができます。
4.飛行機の搭乗に関して
飛行機はどうすれば良いのか? というご質問もよくいただきます。 ダイビング後浮上してから飛行機に乗れる(体内の窒素が抜ける)時間に関しては、お手持ちのダイブコンピューターに従っていただくのですが、オススメのダイビングスタイルとしては以下のようになります。
★オススメ1
できるだけお帰りの前日にはナイトダイビングをしない。 例えば、2泊3日でのご旅行の場合以下のようなスケジュールをオススメいたします。
到着日 ⇒ 2ボートダイビング+ナイトダイブ
2日目 ⇒ 3ボートダイビング
最終日 ⇒ お帰り
★オススメ2
お帰りの前日にナイトダイビングをする場合には、最終ダイブから飛行機搭乗までの時間をできるだけあけるように、夕方または夜の便をご利用ください。
★オススメ3
ナイトダイビングを行う場合、エンリッチドエアー(ナイトロックス)のご利用をオススメいたします。 エンリッチドエアーの利用で、減圧症に対してより安全なダイビングが可能となります。
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大きなウミウシも岩陰から現れます。 ブダイはこれから寝るところ?
5.サンゴの産卵ナイトダイブ
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沖縄本島・慶良間海域では、毎年5月の末から6月にかけてサンゴの一斉産卵が行われます。水温も気温も上がりナイトダイブも楽々できるこの時期、ぜひご参加くださいませ。
日程:2011年 6月15日~6月19日(毎晩)
料金:12、600(1ボートダイブ)
オプション追加ダイブ 6300円
条件:ナイトダイビングが初めての方には別途レクチャー料金として3150円が必要となります。
6.ナイトダイブの料金など
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開催日:毎日開催しております。
料金:
ボートナイト1ダイブ 12、600円
ビーチナイト1ダイブ 8、400円
ナイト追加1ダイブ料金 6、300円
初めての方へのレクチャー 3、150円
水中レンタルライト 1、575円
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