火山の大噴火は大気中に大量の粉塵を巻き上げ、太陽光を塞ぎ、生態系を狂わせてしまう可能性があり、噴火規模の大きさによっては、多くの植物が死滅するなど、深刻な事態にもなりえます。
今回はそのような大惨事によるダメージを何とか軽減するための方法について考察していきたいと思います。
巨大な放水逆煙突による大気の濾過、および散水による粉塵の強制落下システムの考案
図のような装置を建造し、高所からの放水と大気の吸引濾過を両立させることができれば、一石二鳥と言えます。
放水逆煙突は山のような形状をしており、内部には巨大なファンを下層に行くほど数多く設置しています。
これにより強力な吸引力を実現し、最下層から放出するときには、そこに上部からの流水や水滴、霧が集中することで粉塵を吸着、回収することができるという仕様になっています。
内部はほぼ空洞なので、同じサイズの山などと比較すると、その総重量は10%程度になると思われ、地盤への影響は無視して差し支えないレベルであると推定されます。
設置する場所は、カルデラ噴火を引き起こしそうな火山の風下100キロメートルくらいの地点ですね
残念ながら現在の技術力では作れないと推察されます
技術のさらなる進歩を待つしかないですね……