一人暮らしだと、どんなに節約しても月に9万円、年間108万円はかかります。
一方、実家暮らしで月に3万円ほど家に入れる計算だと、年間40万円ほどの出費で済みます。
差額は68万円となり、50年間これを続けると3400万円の差になります。
年額68万円を年利4%で長期投資に回すと、50年で1億円の積立金額になります。
実家暮らしは恥ずかしい、こどおじ、こどおばと馬鹿にされる、自由がないなどの制約はありますが、1億円の差になるとなると、恥も外聞もかなぐり捨てて実家に寄生するべきであると断言できるでしょう。
月6万円の賃貸マンションに住んでいると仮定します。
年間で72万円。
60年間で4320万円になります。
現在は人口減少時代なので、空き家は余りまくっている状況にあります。
700万円くらいの中古戸建てを購入して300万円でリフォームすれば、総額1000万円くらいで素敵な住宅をゲットすることができます。
差額は3320万円になり、これを4%の複利で回すと、60年後には1億3200万円になります。
分譲マンションは管理費と修繕積立費で月2万~3万円くらいかかることが多いので、一軒家の中古戸建てがお勧めです。
固定資産税は年間数万円程度なので、無視して差し支えないですね。
さらに節約したい場合は、中古戸建てに誰かと一緒に同居することです。
そうすれば、食費や光熱費なども折半できるので、さらに貯金がはかどります。
車やバイクの所有には最大限に慎重になるべきである。
仮に車を買い、50年間持ち続けることを想定すると、
10年に一度の買い替えで200万円×5=1000万円。
駐車場代、ガソリン代、保険代、車検代、修理費、高速料金、これらでおおよそ年間40間年かかると想定して50年で2000万円。
合計3000万円の出費となる。
要するに年間60万円が出ていく計算になり、これを仮に4%の複利で回していたと仮定すると、50年間で9300万円となり、上下1億3000万円の差となってくる。
さらに事故のリスクというものがあるため、車にはなるべく乗らずに、電車やバスなどの公共交通機関を使い倒す生活スタイルにしておくことがベターであるといえる。