う蝕 東京千穐楽
2024年3月3日 14時~ シアタートラム
【作】 横山拓也
【演出】 瀬戸山美咲
【出演】 坂東龍汰 近藤公園 綱啓永 正名僕蔵 新納慎也 相島一之
数日ぶりなのに、なんだか若者と新納さんの絡みとか、相島さんの動きとか進化していて
笑いが増えてました。今日は、新納さんが足で床を蹴るときに、普段は音だけだけど、
段ボールがはがれてました。だからって特に問題はないんですけどね。
ちょっと気になったのは、1度目のう蝕のシーンに戻るあたりというか、歯痛のくだりあたりで
私の近くの方が客席を出て行ったのですが、その時に転んだのか携帯を落としたのか
かなりの時間そちらでわちゃわちゃやってて、千穐楽なのに集中とぎれてがっかり・・・。
帰ったのかと思ったら、2度目のう蝕で戻ってきたから、あの方のファンの方かしら?
板東くんが、近藤さんを沈丁花で叩くときも、今日はこれでもかってぐらい叩いてたり
いろいろ変わってました。
ラスト、板東くんが逝くときにちょっところんじゃったけど、カテコでは特に問題なかったみたいでよかったです。
ちょっとネタバレ的な話ですが、最初に観たときは、新納さん以外には見えてないような感じで視線をあわせなかったり、話に回答してなかった二人だけど、後半になるにつれ、あれ?みんなに見えてるのかと思うような事もありました。
近藤さんは、板東さんの指導員だったという設定だけど、探してもらう以外に「帰らなきゃ」に意味があるのか、いつも気になったけど、近藤さんは、あまり深堀されてなくて、「家族はいたのか?」とか気になりました。綱くんが一番人物設定がわかりやすかったかな?なんて思いました。
新納さんが、ラスト相島さんに聞くところも、なぜ彼に今聞くのか、いまいち深く入ってこなくて、なりすましていた彼に聞くというのは、新納さんの生きてきた背景にもそのようなことがあったのかな?
歯科医として、島で歓迎されてたけど、なぜここまで固執していたのか??
と、これは、私の理解不足かもしれないですね。いろいろ考える機会を与えてくれてありがとう!