首切り王子と愚かな女
2021年7月4日 13時~ パルコ劇場
作・演出 蓬莱竜太
出演 井上芳雄 伊藤沙莉
高橋努 入山法子 太田緑ロランス 石田佳央 和田琢磨
小磯聡一朗 柴田美波 林大貴 BOW 益田恭平 吉田萌美
/若村麻由美
千秋楽ですが、初見でした。内容はサイトで読んだりしていましたが、難しかったです。
プリンス役ではありますが、王子だけ呪われた王子としてトルは城から遠ざけられていたが、
優秀な兄ナルが病に倒れると、呼び戻され、首切り王として処刑にかかわっていたある日
死に場所を求めて岸壁に来ていたヴィリにあい、彼女に興味を持ち城へ連れて帰る。
その後・・・・というお話。
最初に入ってびっくりしたのが、役者の控室とか、すべてを見せていて、セットもべニアで組んだだけで
普段なら稽古場?みたいなところが舞台でした。
これを、みんなで動かして、城にしたり、崖みたいなところにしたり、部屋にみたてたりと想像しながら見るような感じになっていまいた。
若村さん、千秋楽でお疲れか、声がしゃがれてしまっていてちょっと残念でした。
沙莉ちゃん、ちっちゃくてかわいいけど芯があって、舞台も素敵でした。
説明などはアンサンブルさんがしてくれるのですが、声に差があって、ちょっと聞こえにくい方も。
これ、録音でいいからはっきりと聞こえて欲しかったなぁ。
いろいろな問題が起こって、それを解決していくのですが、ちょっと気になったのは魔術師と王女の関係って
この魔術師は、どうなったのかな。
芳雄君も感情豊かに、王子を演じていて、演技の幅広さを感じた舞台でした。