2016年9月10日 13時~下北沢・Com.Cafe音倉
キャスト 天宮良 / 松岡美桔
演奏 tekkan
原作・脚本 アン・ネルソン
「The Guys -消防士たち- 世界貿易センタービルは消えても」(平凡社 刊)
翻訳 高橋 由紀子 / 田中 宏明
演出 KG
音楽 tekkan
何度か上演されているこの作品ですが、今回初めて参加しました。
朗読劇ではありますが、演じなれているのか台本あっても見ないで演じているシーンも多くありました。
たまに朗読劇で私がひいてしまうほど感情移入がすごい方もいらっしゃるのですが、
お二人共感情がお話に入っているのですけど、ほどよい感じで、情景が浮かんでくるようでした。
世界貿易センタービルの映像は今でも脳裏に焼き付いているぐらい衝撃的な出来事でした。
この事件で8人の部下を失った消防隊長が、彼らの葬儀で弔辞を読むこととなり、その彼らへのメッセージを女性ジャーナリストに相談に行き、話を聞きながら文章を考えてもらう。
亡くなった部下たちのことを弔辞を書いてもらうために、話ながら、それぞれの人となりを私もふたりのように思いながら聞いていました。
お二人の話を聞きながら、私もあの日(9.11)とか、東日本大震災のことを思い出しました。
朗読劇後のトークショーでも、15年前の8月11日何をしていたのか?
という質問があって、松岡さんは覚えていないといってましたが、私もそうでした。
でも3.11はとてもよく覚えています。やはり自分が記憶したものは覚えているんですね。
今回初生伴奏でtekkanさんが入ってくれたそうですけど、tekkanさんのピアノは生ならではで、ふたりの呼吸をじゃますることなく
自然に入っていました。そして、そのときの感情がより効果的に感じました。
明日で15年だそうです。こうやってこのことを忘れないとというか、思い出すことも大事ですね。
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