FIVENINE佐久間雅一独言

いつまで続くか....
佐久間くんの悪戦苦闘仕事日記
たまに脱線あり

あれから10年かぁ...

2014-01-29 21:41:57 | Weblog
通勤途中の電車の中で社内刷りを見上げるとなんとアエラの表紙に韓国の映画監督ボンが。
昨年韓国で空前の大ヒット映画だった彼の作品スノーピアサーがもうすぐ日本でも公開になるからですね。
僕は昨年ソウルでこの映画観させていただきました。素晴らしい作品でした。大作です。
公開前は結構ネガティブな批評もあったのですが、結果は大ヒット。やはり彼は凄いですね。
今や敬愛する素晴らしい監督の一人になりました。お薦めの作品です。これだけの映画、もはや日本で作れるんだろうか.....
さて、
僕が彼と仕事をしたのはもう10年以上前の事になります。「殺人の追憶」という作品でした。
韓国では当時大ヒットし、彼は一躍トップ監督の一人に踊り出ました。
あの時は本当に嬉しかったなぁ。まだ当時はそんなに日本と韓国の音楽交流も多くなかった時代だと思います。
そんな中わざわざ日本に訪ねてきてくれ音楽の打ち合わせをした事を思い出します。
気がつけばあの作品は2003年だったと思うのでもう10年の年月が過ぎたことになります。
時間の経つ早さに呆然とした通勤途中でした。
その後何度かソウルと東京でボンとは顔を合わせましたが、〈殺人の追憶」以来仕事はしていません。
そして今や彼は押しも押されぬ大監督.....情けない話ですが僕は相変わらずこのていたらく(苦笑)
とはいえ、もう一度仕事をしたい映画監督の最右翼の一人です。
何よりも音楽スーパーバイザーという欧米では当たり前になっている職種(僕がまさにそれに当たると思うのですが..)
をあの当時からよく理解し上手く使ってくれる監督さんでした。
また久しぶりに会ってled zeppelinのはなしとかしたいなぁ。