みーちゃんがうちに来たのは、生後4ヶ月の時だった。
先代猫のララちゃんをお見送りした後、どうしてもまた猫と一緒に暮らしたかった。
ララちゃんが自分が保護した子だった事もあり、保護猫をと思っていた。
保護猫施設に連絡をして、一度トライアルをという話になった。
1歳ぐらいのやんちゃな兄弟猫で、いつも兄弟で遊んでるから、出来たら2人一緒に迎えて欲しいという事だった。
とても有り難いお話だけど、いきなり初めての多頭飼いは不安だった。
7年間一緒に暮らしたララちゃんは保護した時既にシニア猫で、とても穏やかなおっとりした子だった。
ちょっと考えてみて自分にはまだ多頭飼いは早いと思った。
ララちゃんがペルシャだったから、どうしてもペルシャの子猫を育てたいという気持ちがあった。
それで色々調べてみたら、その時自宅からお迎えに行ける範囲にいるペルシャの子猫はみーちゃんだけだった。
ブリーダーに連絡をして、みーちゃんをお迎えに行った。
ブリーダーの所でみーちゃんと出会った時は衝撃的だった。
みーちゃんは玄関の下駄箱付近に積まれた斜めになったデオトイレの箱の上に置かれた。
不安そうに小さい声で鳴くみーちゃんを、
『これでいいですか?』と言われた。
命をお金で買った私が言える立場ではないと思うけど、
こんなとこに置いて下に落ちたらどうするの?
とか、
この子をすぐに連れて帰ってしっかり食べさせてあげないと!
とか色んな事を思いながら、小さなみーちゃんをキャリーに入れて車でうちに連れて帰った。
みーちゃんは、うちに着いてキャリーを開けた途端に走り回ってカーペットをかじったり、思ったよりやんちゃでびっくりしたけど、元気そうでほっとした。
ご飯はちょっとしか食べなかったけど、その日から私の横で一緒に寝てくれた。
次の日の朝早くにみーちゃんが血便をした。
焦ったけど、ララちゃんと同じ血便をした
みーちゃんを見て、
『だからこの子はうちに来たのかな』と思った。
みーちゃんを動物病院に連れて行った。
みーちゃんの通院の日々が始まった。
この続きは次回にします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
先代猫ララちゃんのブログは、
『ララの歩み』
にあります。ご興味がある方は覗いてみて下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます