※表紙画像は版元ドットコムより。
作家三浦しをんの2001年3月頃~2002年1月頃までの
エッセイ集。
文庫版のカバーが可愛い(*⌒―⌒*)
当時の三浦しをんは、古本屋でアルバイトをしながら
執筆活動をしていたらしい。
エッセイの内容は、著者の人間性、趣味丸出しで面白い。
ここまで隠さないエッセイもある意味凄い。
エッセイっていうより飾らない日記っていう方が近い。
文才があるので、語彙のバリエーションにも富んでいる。
毒舌が光る面もあるが、そこまで嫌味でもないから、
ブラックジョーク感覚で読める。
あと著者の体調が悪い時やツイてない話も面白おかしくネタにしていて、
暗い気分にならずにサラっと読めてしまう。
著者の友達が多いという点が羨ましい。
趣味以外だと友達との出来事や会話がエッセイのネタの大半を占めてるので。
著者の妄想満載に加え、著者の友達と共に妄想炸裂の1冊です。
実家暮らしということで、実家での暮らしぶりやご家族の話も出てきます。
アットホームな雰囲気が感じられます。
三浦しをんのエッセイはあと2冊買ってあるので、
また生理前の時期になったら読んでみます♪