インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

濃霧のフライト

2012-01-15 | インド日和~旅日記~
Kadamb舞踊学校の朝のクラス滑り込む予定だったのに
Hotelから空港へタクシーを走らせてくれたかれはぼそりと「これは飛ばないよ。」
それでもAhmedabadへ行く気満々の私達は初めてのIndiGoに乗るべくドメスティックエアポートへ。
無事にチェックインして搭乗口のラインに並ぶといつまでたっても飛行機までのバスが出ない。
ちょっと嫌な予感。
やっと飛行機に乗り込むと出ない。まだ出ない。30分経ってやっと機長のひと言...
「霧が晴れるまでデリー空港は閉鎖されています」

ここでグジャラーティートークパーティーが始まる。
あちこちで井戸端会議。

そのうちバービー人形みたいなIndiGoのエアホステスに詰め寄り
「喉が渇いた」「お腹がすいた」「なぜ飛ばないのか」とまぁ絡む、絡む。

私達も暇すぎて隣に座ったパンジャブの学生さんとお友達になり
お喋りしてみたり日本語を教えてみたりしたけどつぶせた時間は30分。

そのうち同じ機内に閉じ込められた日本人女子2人組のところまで行きお喋り。
彼女達は建築雑誌の編集者だそうで、グジャラートまでコルビジェ建築を観に行くという。
それにしてはかなりタイトなスケジュールを組んでいらっしゃり
この飛行機の遅れは相当彼女達の首をしめていた。1時間。

追加料金を払わない限り機内サービスをしないこうした
航空機の場合、機内には本当に水も食料も置いていないんですよね。
グジャラーティーの訴えが実を結び、外から適当なパイやマンゴージュースが配られましたよ。2時間。

あぁもう朝のkadambレッスンには間に合わない事決定。
チェッ。3時間。

いい加減疲れて来た頃機長が「自分の目でも40m先が見える様になって来たのでそろそろです」といいはじめ
期待が高まる。「デリー空港が活動を再開しました」「90機がキャンセルになったけれど朝いちばんから待っていた
私達は25番目に飛びます」「5機が飛びました」「シートベルトをお締め下さい」 4時間。

はぁぁぁ、くったくた。
という事でAhmedabadには午後になっての到着となりました。
リクシャで風を感じながらホストファミリーの元へ。

1月のデリー、どうぞお気をつけ下さいませ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿