インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

桜フェスティバルは今週に。

2015-03-28 | 公演案内 performance
今週末、インド大使館の桜フェスティバルで踊らせて頂く予定ですが、
お天気予報は雨模様。本当に開催されるのかしら?
ちょっと心配が残りますが千鳥ヶ淵の桜を観つつもし宜しければ
日曜日の九段下どうぞお越し下さい。

また、4月は「インド、独り舞ふ」というインド古典舞踊祭を開催致します。
マンダラ南青山(外苑前)、会社の帰りにでも是非お立ち寄り下さいませ。
私は4/15(水)に踊らせて頂きます。

昨年は妊婦だったので、ひたすら司会等しながら見続けておりました。
4日間見続けたらけっこうお腹いっぱいになっちゃうかなと思っていましたが
濃いんですけど、インド舞踊は喜怒哀楽に富んでおり
古典的ストーリーの流れはとてもドラマティック!
神々の祈りの舞が多くて、最終的にはすごくスピリチュアルな気持ちになったのが印象的で
まだまだもっと観たい!この4日間が終わってしまうのが残念!!という気持ちになりました。

客席も日を追って熱をおび、とても良い雰囲気の公演となり楽しませて頂きました。
さて、今年は自分も踊るとなるとそんな悠長な事を言っている余裕がありませんが
準備の段階でもう既に素敵な舞踊家さんたちとの楽しいディスカッションを日々重ねています。
また、心が折れそうな時もお手伝い下さったり手を差し伸べて下さる方があってどうにか準備中。

お稽古すると準備が進まなくて、準備に手間をかけているとお稽古する余裕がなくなってしまったり。
子育て半分でギリギリのところなんですが^^;

数年前に創ってほとんど上演していない作品に取組んでいます。
Abhinayaが想う様に出来なくて寝かしてあったものです。
良い意味で自分の味付けに直して、それから当初の振付にゆり戻したりしてバランスを見る。
そんな作業の繰り返しです。


インドより、この舞踊祭に向けて素敵なメッセージを頂く事が出来ました。
ケララ国際舞台芸術祭のアートディレクター、サンカール氏からです。
Here, ancient and new Asian vocabularies of the body in performance transcends borders to create newer meanings. Using performance structures and idioms from Indian traditional dance and theatre, the performances of this festival creates wide and deep dimensions to the understanding of body that goes beyond the frameworks of Indian art. When traditions are approached with contemporary sensibilities, the best of both informs the performances and offers us a glimpse of freshness and a contemporary approach. --------Sankar Venkateswaran , International Theatre Festival of Kerala Artistic Director

古代から現代へと受け継がれたアジアの身体言語は、
国境を越え、新しい意味を創り出していくことでしょう。

「インド、独り舞ふ」で繰り広げられるパフォーマンスは、
インドの古典舞踊や演劇の様式、表現法に基づきながら、

インド芸能という固定された枠組みをはずし、
人間の身体への理解を深め、広い視野を与えてくれるに違いありません。

現代の感性をもって伝統に触れたとき、舞台は雄弁に語りかけ、
今までと違う視界が広がるはずです。

-----ケララ国際舞台芸術祭アートディレクター 
 サンカール・ヴェンカテシュワラン


お写真は先日のムリウイライヴより。ご来場ありがとうございました♡

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