インディアン・クラシカル・ウェディング

花で飾られたらせん階段を下りてゆくと、
お部屋にはあちらこちらに家族の写真が飾られてパームハウスの様な雰囲気になった会場で
その素敵なパーティーは開催されました。

インドの日本のカップルのご結婚式、どんな雰囲気になるのかなーと
とても楽しみにしていたお仕事です。

シタールとタブラの生演奏、そしてカタックを石のエントランスで上演させて頂きました。

なんとそこで何かを上演するのは初の試みだったそうで、会場のスタッフさん達も興味津々。

いつものことではありますが、音響さんはインド古典なんて聴いた事も無いものですから
手探りで環境を整えていってくださり。

そこで取った音が会場全体に流れるという、
ちょっと違う部屋で聞くとラジオが流れているみたいな
面白い感じになりました！

世界中の様々なところより集まられた不思議な華やかなゲストの皆さま。

反応はいかに？と気になるところでしたが、

インドのご家族は遠くやってきた日本でインド古典を観て感動した様子で、
多分インドにいらっしゃる時にいつもいつも古典に耳を傾けていらっしゃるわけでは
無いかも知れないけれど、居どころを感じられたんじゃないかなって思える瞬間がありました。

インド古典の流れる会場にいらっしゃるゲストの方々、
どんな感覚を持たれるのかなと思いましたが、意外と普通に受入れていらっしゃるようで
特に驚く人も無く、ふぅん。ずいぶん市民権を得たものだなという感じもありました。

ダンスは子どもが一番喜んでくれたかもしれないな。
パーティーに飽きちゃったこども達も鈴音と一緒に目がきらきらしていました！
これ、私へのいちばんのご褒美だな。


今度は大倉山記念館で。
美しい空間で踊れる時間がまた楽しみです。