インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

Rain in Eden

2010-10-02 | 公演案内 performance
明日はRain in Edenとの初セッション!

今夜は楽しみにしていたそのリハーサルでした。

レイン...はその楽器の数だけでも他のユニットとはけたが違うのではないでしょうか。

弦楽器だけでもサズ、リバーブ、セタール、ブズーキ,シタール、サントゥール,タンプーラ、三味線。。。と私も良くわからないものまで10種類を超えていたと思うし,

打楽器もタブラ、フレームドラム、そこに銀色のカチャカチャがついたもの,タンバリンみたいなもの,太いもの薄っぺらいもの。。。こんな書き方じゃ怒られちゃいそうですが,

相当様々な国の様々な楽器が集まっていました!

私の足首の鈴もしっかり楽器として認識されて,初セッション

流石に初めての人たち,初めての楽器,初めての舞踊デュエット・・・と重なりますと
私も緊張のリハーサルでしたが,
紐を解けば一度のセッションですっかり打ち解けるもの。
この感覚は何度味わっても不思議なものです

何年かかっても分かりあえない人もいるでしょう?
それがまさに一瞬で溶け合えるのですから。


インド音楽に馴染みないメンバーもカタックボルに興味津々
楽曲に取り入れて構成して下さりました


最後はウズベキスタンダンスのユルドゥスさんとのコラボ。
今回のテーマが旋回舞踊なだけにぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐるまわりますよ~

トルコやイランやウズベキスタン。
インドや日本や本当に旅するようにシルクロードの旋律を取り上げていきます。
ゆったりと時を流れるアジアの大陸の歌や,
哀愁漂う悲しい悲しい旋律などもある。
ゆったりとした気持ちで,豊かな時間を客席で過ごして頂ければなと思います。

それぞれ様々な地で研鑽を積んでいるアーティストばかりなので見応えあると思います。

レイニーエデンのメンバー、ケリーさんは在日アメリカ人だそうで
本当はアフガニスタンに音楽の勉強に行きたいけれど
ちょっと危険でね、と言っていた。
いつかそんな事言わずに音楽を通して憎しみあいを断ち切れたらいいけれどね。

セタールの北川さんは数年ぶりの再会だけれど
見事な手さばきでセタールを奏でる。
歌もまたいい。
もうすぐイランに帰ってしまうそうなので,是非この機会に聴きにいらして下さいね。

公演詳細
http://blog.goo.ne.jp/lovekathak/e/f4bbd51091800d60fee6a62ab0a2fe9b

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2 コメント

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いいですね~~ (kaori)
2010-10-03 21:39:31
いいですねえ。カタックの特権のような気がします。オディッシーはなかなか、簡単にコラボ出来ないのですねえ。カタックは、どんな音のリズムともステップで楽しめちゃう気がします。敦子ちゃんだからかな。
うらやましいです。
頑張ってね!
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ご来場ありがとうございました. (atsuko)
2010-10-04 01:28:09
横浜までお越し下さり,皆様,どうもありがとうございました。
客席ではなにやらいつもと違う雰囲気に、驚きと新鮮さがあったようですね!
私たちもちょっとドキドキしながら,新しいセッションをとても楽しみました。

ウズベキスタンダンスもとても素敵だったし,
レイニーエデンのチームワークも、楽曲も面白かった.
それにもうすぐイランへ帰ってしまう北川さんも
名古屋から来て下さったコウキさんも.
みんなそれぞれ特色のあるオリジナルを持っていて,
それをぐぐっと集めた時のパワーがすごかったな。
もっともっと一緒にセッションを繰り返して
新たな側面を探ってゆきたいです。


かおりちゃん、ありがとうね。
そちらはパンダ先生ツアーどうですか、
今はどこにいらっしゃるのかしら.

招聘,私もいよいよ来週です。
ドキドキです,本当に.
でもいっぱい励ましのお言葉や、頑張ってね,手伝うねなんて声をかけて下さったり,公演行くねっていってくださったり、
練習に励む生徒さん達がいてくださったり。

やっぱり取り組んで良かったなと心よりそう思っています。

Kathakに限らずodissi でもBharatanatiyamでも真にカラダに入ったものはアレンジが可能だし、「魅せ方」は様々あるんじゃないかしらねー。オリジナリティはキープ出来ると思う。でも私はかおりちゃんのストイックな強いodissiすきだけどね!

ウズベキスタンダンスのユルドゥスさんも同じような悩みを持っていたな.純粋なウズベクのダンスだけじゃ本国でも物足りないと思われてしまい,ベリーダンスとかポピュラーな形に持ってゆく事を求められてしまうとか.

スピートとかね,
古典と現代人の感覚ってちょっといじってあげないとあわなかったりするものね・・・
むずかしいね!!
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