タンプーラを聞きながらタブラを叩く人

奈良まで来たことだし、ちょっと電車に揺られて神戸によりました。

ある方のご紹介とお弟子様の取り計らいで急遽お会いできる事になった
タブラの先生。
私の知る前情報はインド人のタブラを叩く方「スゴイウマイヨ」まで。
何にも知らぬまま突然お邪魔したのです。

最寄駅より分からぬまま電話をかけたら「もう君が見えているよ」とのこと、
見上げるとベランダから手を振って待っていてくださりました。

おうちへ伺うとチャイを入れてくださり
「本当はヴォーカルのアカンパニーしかしないんだ」
「なぜか呼ばれて日本に来たんだよ」とか沢山色々な話を聞かせてくださり
興味深い話がいっぱい。
「死んでしまったら勉強した事は全て忘れてあの世に逝き再び生まれるけれど
その時「魂」だけは前世の事を忘れていないんだよ」とかね。
さらりとそんな事を話される方。

私が「どうして今まであなたを存じ上げなかったのか？不思議。」と話すと
「時が来たって事だ」と教えてくれました。
実は私を紹介してくださったその方もまだ面識が無いと言うのです。
同じ神戸に住みながら・・・。ほらね、なんかwao!ってかんじでしょう？

本当に目のきれいな方で、
なんだか話していると涙が出て来そうになる方でした。
スピリチュアルで温かい人。
前にもこんな経験があるけれど、誰だったかな・・・

５分で失礼する筈が結局１時間ほど話し込んでしまいました。

帰り際、タブラを見せてくださりました。
大きいの！
パッカワージタブラ？と思いきやそういうわけでもないようです。
音も太くて和太鼓が腹に響くのと同じように身体に響いてきます。
オリジナルだそうで、wao!しかいえなかったけど
なんとも不思議な余韻を残して帰りました。

六甲山と神戸の海。

タンプーラを聞きながらタブラを叩く人。