インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

メーラ

2009-10-05 | 一言coment
サンギートメーラ2009 プログラム
18:00 開会の挨拶
18:05 美濃の國高賀山太鼓
18:45 カタックダンス 前田敦子
19:25 サーランギ演奏 サンギート・ミシュラ 
   タブラ アシュウィニ・クマール・ミシュラ
20:15 バラタナティアム 巽知史&幸恵
21:05 サントゥール演奏 ジミー宮下 タブラ U-ZHAAN
21:55 カタックダンス PT.マタ・プラサード・ミシュラ
           ルドゥラ・シャンカール・ミシュラ
22:45 special guest テンジン・チョウジャル 
   シェン・フリンデル 寺原太郎
23:00 シタール演奏 武藤景介 パカワジ 金子哲也
23:45 バウル ショッタノンド・ダス  パーカッション Mabo 
00:30 バラタナティアム ダヤ・トミコ
1:20 ドゥルパッド Shree  パカワジ 金子哲也
2:05 シタール演奏 ヨシダダイキチ タブラ シェン・フリンデル
2:55 ジェイバジャラング パカワジ 金子哲也 ガタム 久野隆昭
3:30 バンスリー演奏 カルロス・グエラ タブラ シェン・フリンデル
4:15 シタール演奏 南沢靖浩 タブラ PT.マタ・プラサード・ミシュラ
5:05 サロード演奏 スティーブ・オダ タブラ U-ZHAAN
6:00 終演

色々な音が脳裏によみがえる。
様々なシーンや表情や余韻がぐるぐると頭をまわっています。

銀座のクラスを終えてパタパタと電車に乗りひとり岐阜へ。
山間を行く夕方のバスの中、今夜のライヴをイメージしてゆく。
懐かしい景色に毎年いろいろな感情の起こるメーラに少しずつ緊張してゆく。
道中Shuriさんのお弟子さんと一緒で、京都のお話など伺いながらあっという間の1時間。
あ!グルバンダナはCDじゃなくShuriさんにお願いしてみよう。

会場では既にサウンドチェックが終盤。
主催者のJimiさんにご挨拶をして、南澤さんと打合せをはじめて
ダルマダースさんに司会をお願いして、Shuriさんにバンダナを歌って欲しいと
お願いをして・・・メイクをしたらもう本番数分前。
ちょっと遅れtha時待った高賀の太鼓を皆様が楽しんでいる頃、
やっと衣装と鈴をつけてスタンバイして束の間のリハーサル。

シタールの南澤さんは京都の方ですし、Shuriさんも確か関西。
ガタムのまっは君も既に名古屋にいらっしゃったので当日初顔合わせ。
一度試したところで本番でしたが、皆さま本当にプロフェッショナル。
阿吽の呼吸が合うのが凄いです。それが出来るのもメーラならでは。
貴重なお時間で、皆さまに大感謝です。

南澤さんのスワルマンダルとShuriさんの歌声でメーラのはじまりを清め
成功を願ってグルバンダナを上演。
1,2分の短いアイテムですが気持ちがしっとりとして
憬れの大先輩の演奏に支えられ毎年の異常な緊張感に襲われることなく踊る事ができました。

そしてクムディニ師匠のコンポジションでジャプタール、10拍子。
本当は南インドの壺楽器ガタムでカタックを踊るというちょっと変わった試みで
シタールの繊細な音とガタムの高い響きそして鈴音。
面白いコンビネーションかなと思いましたが、如何でしたか?

・ ・ ・

後はもう素晴らしい演奏の数々と舞踊を観る貴重な時間。
ここには書き留めきれませんが、熱い熱いセッションの数々。

特に夜が明けて朝日の中演奏されたスティーヴのサロードは
やさしくて素晴らしいものでした。
日本のルーツを持ち異国で生まれ育った彼の日本に対する想いは
人一倍強い事でしょう。
日本の美しい山間の村で、美しう川のほとりで演奏した事が
その音色に響いていたのでしょう。

またカタックのマタジー親子も凄かった!
ザ・バラナシ!という迫力と、嵐の様なダンスに割れんばかりの拍手。

ダヤ先生と巽夫妻のバラタナティヤムも洗練されており
本当に美しかったです。

朝になって、みんなで片づけをして。
高賀神社にお参りして、板取の温泉へいって。
何十人もの賄いを作って、一緒に食べて。
少しずつ解散。

沢山の人と沢山お喋りした2日間でした。
貴重なアドバイスの数々、感想や励まし。ありがとうございました。
皆さま、また来年お会いできますように。

いつも思うことだけれど、スタッフに大感謝。
何日もろくに眠れずサポートしてくださっている皆様あっての
サンギートメーラだと思うんです。

ありがとう。


c川 秀二/グル・バンダナ
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