インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

チャウ

2009-10-06 | 一言coment
大変かわいらしいお面をかぶって踊る
「セライケラ・チャウ Seraikella Chhau」というインドの舞踊。
http://www.acharyaseraikellachhau.com/index.html
ちょっと前にインド大使館でワークショップがあったので参加してみました。

今年で5回目の来日と仰るShashadhar Acharya 4兄弟。
'05の愛知万博、'07日印交流年でもお会いしていました。
万博で観たのが最初、すっごく可愛らしくて感動したのを覚えています。

朝の光の美しいダンスルームで始まった稽古。
パーカッションはドーラック、ラハラはなんとシェーナイ!
シェーナイで踊るなど本当に初のこと!
そんな経験をすることなど想像もしていなかったから一人で感動しておりました☆

可愛らしいお面からのんびりした舞踊だと勝手に思い込んでおりましたが
これがどっこい。
マーシャルアーツつまり戦いの舞いなんですねぇ。。。
南インドのカラリパヤット、マニプールのマニプリと並んでインド3大マーシャルアーツなんだとか。

5拍子のナマスカールで始まった稽古。
5拍子ですよっ!もうなんか目が飛び出しそうな衝撃です。
右手に件、左手に楯を持つ構え。ナマスカールなのに戦いの挨拶の様相。
大きく足を動かしてゆきます。

基本のムーブメントも全身の筋肉をくまなく使う感じ。
バラタナティヤムの岸ちゃんや、オディッシーの片山さんもご一緒でしたが
みんなでピーピー言いながらやりました。
中腰系に強い彼女達に比べカタックの私は全く未知の世界・・・
ストレッチ&筋トレみたいなのがいちばん大変でした。
そしてステップ。
2拍子、3拍子、4拍子・・・と増えていくそうで、いっぱいパターンがあります。
これが楽しくて、バラタとカタックを足して割った様なステップがいっぱい!
足首もかなり柔らかく使いこなして不思議。
最後に動物になってみる。
7拍子のライオンさんや、3拍子の鹿さん、
孔雀さんは手が前後に着くものだから滑稽で笑い出しちゃった。
でも特徴をガシッと掴んでいて、面白かったです。

チャウとコンテンポラリーダンスを融合した
カッコイイ舞台を見たことがあったのですが、
彼らは本当に良いボディをしていた!
その訳が分かりました。
お面をかぶるから顔の表情や目の動きでは踊れない。
ボディランゲージが全てだからね、と先生が涼しい顔で笑っていました。

クムディニ先生とのコラボレーションをした事のある彼は
先生をよく知っていらして、カタックをやっていると話したら
すごく喜んでくれました。

恐れていた通り筋肉痛に見舞われ2,3日週末のカタックレッスンでは
悲鳴を上げていました・・・

ムサビの学生さん、写真送ってくれないかなー。。。
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