アーユルヴェーダ 3

温めたオイルやミルクのマッサージは、
冬のまだ少し寒いインドで心地よく、

3～4種類のシンプルな手さばきで
下半身より二人の女性が対象にマッサージしてくれます。

下から上へ。

足裏、ふくらはぎ、ひざ、もも、
おなか、胸、腕、ひじ、指先まで。

ひっくり返って
また下から。

脚、ヒップ、腰、背中、肩、腕、首。

リンパを流して行くって感じで、
マントラを聞きながら贅沢な時間。

最初はただ気持ち良い程度だったけれど、

数日後、太ももの裏側が異常な痛さに見舞われ、

施術の効果を実感したのでした。

内蔵のどこかと通じていて、
効いているって驚きと実感がありました。

マッサージの後はハーブの香るスチームの中に寝転んで、

木のスノコ的な上に寝転ぶのでイマイチ心地よくは無い空間なんですが、

それでも身体の中にハーブが染み渡る感覚で、

満足感に浸れるのでした。

下手なマッサージは表面をさすっているに過ぎなかったりしちゃうのですが、

Dr.のそれはひとつひとつのマッサージが治療で、
的確に目的を持って「流してる！」と感じられるのでした。